100枚のコインを同時に投げたときに出る表の枚数をデータ集計すると正規分布になった。このとき、(1)平均値と標準偏差を求め、(2)95%のデータをカバーする範囲を求める問題。小数点以下は四捨五入して整数で答える。
2025/8/6
1. 問題の内容
100枚のコインを同時に投げたときに出る表の枚数をデータ集計すると正規分布になった。このとき、(1)平均値と標準偏差を求め、(2)95%のデータをカバーする範囲を求める問題。小数点以下は四捨五入して整数で答える。
2. 解き方の手順
(1) 平均値と標準偏差を求める。
コインを1枚投げたときに表が出る確率 は 1/2 = 0.5 である。コインを100枚投げたときに表が出る枚数の期待値(平均値) は、二項分布の期待値の公式から、 で計算できる。ここで、 は試行回数(コインの枚数)。
標準偏差 は、二項分布の標準偏差の公式から で計算できる。
(2) 95%のデータをカバーする範囲を求める。
正規分布において、平均値 を中心とした の範囲に約95%のデータが含まれる。したがって、平均値と標準偏差を求めたら、その範囲を計算する。小数点以下は四捨五入して整数にする。
計算:
(1) 平均値
標準偏差
(2) 95%のデータをカバーする範囲は、
したがって、範囲は 40 から 60 となる。
3. 最終的な答え
(1) 平均= 50 枚、標準偏差= 5 枚
(2) 95%のデータをカバーする範囲は 40枚 から 60枚