まず、必要な回答数を計算します。標本誤差の公式は以下の通りです。
誤差=z×np(1−p) ここで、誤差は標本誤差、zはZ値、pは推定される割合、nはサンプルサイズです。 標本誤差2%(0.02)なので、誤差=0.02です。返信率が70%(0.7)なので、p=0.7とします。z値は、信頼度によって異なります。通常、95%の信頼度を使うことが多いので、z=1.96とします。 0.02=1.96×n0.7×(1−0.7) 0.02=1.96×n0.7×0.3 0.02=1.96×n0.21 両辺を1.96で割ります。
1.960.02=n0.21 0.010204=n0.21 両辺を2乗します。
(0.010204)2=n0.21 0.00010412=n0.21 n=0.000104120.21 n≈2016.86 したがって、必要な回答数は約2017件です。
返信率は70%なので、発送する必要のある調査票の数をxとすると、以下の式が成り立ちます。 0.7x=2017 x=0.72017 x≈2881.43 したがって、約2882件の調査票を発送する必要があります。