湖の周りに1周3000mの道がある。Aさんは自転車で、Bさんは徒歩で同じ地点から同じ方向へ出発したところ、20分後にAさんはBさんに追いついた。追いついた地点から、今度は互いに反対の方向へ同時に出発したところ、12分後に2人は初めて出会った。Aさんの速さを分速 $x$ m、Bさんの速さを分速 $y$ mとして、連立方程式を作り、AさんとBさんの速さをそれぞれ求める。

代数学連立方程式文章問題速さ距離時間
2025/8/6

1. 問題の内容

湖の周りに1周3000mの道がある。Aさんは自転車で、Bさんは徒歩で同じ地点から同じ方向へ出発したところ、20分後にAさんはBさんに追いついた。追いついた地点から、今度は互いに反対の方向へ同時に出発したところ、12分後に2人は初めて出会った。Aさんの速さを分速 xx m、Bさんの速さを分速 yy mとして、連立方程式を作り、AさんとBさんの速さをそれぞれ求める。

2. 解き方の手順

(1) 同じ方向へ出発した場合、Aさんは20分でBさんよりも湖を1周多く走ったことになるので、以下の式が成り立つ。
20x20y=300020x - 20y = 3000
(2) 反対方向へ出発した場合、12分後に2人が出会うので、2人が12分間に走った距離の合計は湖の1周の距離に等しい。
12x+12y=300012x + 12y = 3000
(3) (1)と(2)の式を整理し、連立方程式を解く。
まず、(1)の式を20で割ると、xy=150x - y = 150
次に、(2)の式を12で割ると、x+y=250x + y = 250
xy=150x - y = 150
x+y=250x + y = 250
2つの式を足すと、2x=4002x = 400。よって、x=200x = 200
x=200x = 200x+y=250x + y = 250に代入すると、200+y=250200 + y = 250。よって、y=50y = 50

3. 最終的な答え

Aさんの速さ: 分速200m
Bさんの速さ: 分速50m

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