(1) あめを何人かの子どもに分ける。1人に9個ずつ分けると7個足りない。また、1人に7個ずつ分けると3個余る。子どもの人数とあめの個数をそれぞれ求めよ。 (2) あるパーティーの会場使用料を集める。参加者1人につき250円ずつ集めると1000円足りない。1人につき300円ずつ集めると600円余る。このパーティーの参加者の人数と会場使用料をそれぞれ求めよ。

代数学方程式文章題一次方程式
2025/8/6

1. 問題の内容

(1) あめを何人かの子どもに分ける。1人に9個ずつ分けると7個足りない。また、1人に7個ずつ分けると3個余る。子どもの人数とあめの個数をそれぞれ求めよ。
(2) あるパーティーの会場使用料を集める。参加者1人につき250円ずつ集めると1000円足りない。1人につき300円ずつ集めると600円余る。このパーティーの参加者の人数と会場使用料をそれぞれ求めよ。

2. 解き方の手順

(1)
子どもの人数を xx 人とする。
あめの個数は、1人に9個ずつ分けると7個足りないので 9x79x - 7 個。
あめの個数は、1人に7個ずつ分けると3個余るので 7x+37x + 3 個。
あめの個数はどちらの方法でも同じなので、以下の方程式が成り立つ。
9x7=7x+39x - 7 = 7x + 3
9x7x=3+79x - 7x = 3 + 7
2x=102x = 10
x=5x = 5
子どもの人数は5人。
あめの個数は、 7x+37x + 3x=5x = 5 を代入して求める。
7×5+3=35+3=387 \times 5 + 3 = 35 + 3 = 38
あめの個数は38個。
(2)
参加者の人数を xx 人とする。
会場使用料は、1人250円ずつ集めると1000円足りないので 250x+1000250x + 1000 となる。
会場使用料は、1人300円ずつ集めると600円余るので 300x600300x - 600 となる。
会場使用料はどちらの方法でも同じなので、以下の方程式が成り立つ。
250x+1000=300x600250x + 1000 = 300x - 600
300x250x=1000+600300x - 250x = 1000 + 600
50x=160050x = 1600
x=32x = 32
参加者の人数は32人。
会場使用料は 300x600300x - 600x=32x = 32 を代入して求める。
300×32600=9600600=9000300 \times 32 - 600 = 9600 - 600 = 9000
会場使用料は9000円。

3. 最終的な答え

(1)
子どもの人数:5人
あめの個数:38個
(2)
参加者の人数:32人
会場使用料:9000円

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