(2) $y = c_1e^{6x} + c_2xe^{6x}$ (3) $y = e^{2x}(c_1 \cos(x) + c_2 \sin(x))$ (4) $y = e^{\frac{1}{2}x}(c_1 \cos(\frac{\sqrt{47}}{2}x) + c_2 \sin(\frac{\sqrt{47}}{2}x))$
2025/8/6
## 微分方程式の問題
この問題は、常微分方程式の一般解や初期値問題を解くものです。具体的には、2階線形同次微分方程式、2階線形非同次微分方程式、および連立微分方程式が含まれています。
## 解き方の手順
それぞれの問題について、以下のように解いていきます。
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1. 一般解を求める (1)
(1)
特性方程式は、 となります。
解の公式より、
したがって、一般解は となります。
(2)
特性方程式は、 となります。
より、 (重根)
したがって、一般解は となります。
(3)
特性方程式は、 となります。
解の公式より、
したがって、一般解は となります。
(4)
特性方程式は、 となります。
解の公式より、
したがって、一般解は となります。
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2. 初期値問題を解く
(1) , ,
特性方程式は、
解の公式より、
一般解は、
より、, よって
したがって、解は となります。
(2) , ,
特性方程式は、
より、 (重根)
一般解は、
より、, よって
したがって、解は となります。
(3) , ,
同次方程式 の特性方程式は、
同次方程式の一般解は、
特殊解を と仮定すると、 より
したがって、
一般解は、
, よって
したがって、解は となります。
(4) , ,
特性方程式は、
解の公式より、
一般解は、
より、, よって
したがって、解は となります。
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3. 一般解を求める (2)
同次方程式 の特性方程式は
(i) のとき、 より、同次方程式の解は
特殊解を と仮定すると、 より
したがって、一般解は となります。
(ii) のとき、 より、, となります。
(iii) のとき、 より、同次方程式の解は
特殊解を と仮定すると、 より
したがって、一般解は となります。
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4. 連立微分方程式を解く
(2)
1つ目の式より、
これを2つ目の式に代入すると、
特性方程式は、
より、
したがって、
より、
より、
したがって、, となります。
## 最終的な答え
以下に、各問題の解答をまとめます。
1. (1) $y = e^{-x}(c_1 \cos(2x) + c_2 \sin(2x))$
(2)
(3)
(4)
2. (1) $y = e^x(\cos(x) + 2\sin(x))$
(2)
(3)
(4)
3. (i) $\alpha > 0$: $y = c_1 \cos(\sqrt{\alpha}x) + c_2 \sin(\sqrt{\alpha}x) + \frac{\beta}{\alpha}$
(ii) :
(iii) :