長方形ABCDにおいて、点PはBからCへ毎秒2cmで、点QはDからCへ毎秒1cmで移動します。PとQが同時に出発したとき、三角形PCQの面積が16cm²となるのは出発から何秒後かを求める問題です。長方形の辺の長さは、AB=10cm, BC=20cmです。

代数学二次方程式幾何面積方程式の解
2025/8/7

1. 問題の内容

長方形ABCDにおいて、点PはBからCへ毎秒2cmで、点QはDからCへ毎秒1cmで移動します。PとQが同時に出発したとき、三角形PCQの面積が16cm²となるのは出発から何秒後かを求める問題です。長方形の辺の長さは、AB=10cm, BC=20cmです。

2. 解き方の手順

出発してからの時間をxx秒とします。
* PCの長さは、BC - BP = 20 - 2xx cm となります。
* QCの長さは、DC - DQ = 10 - xx cm となります。
* 三角形PCQの面積は、12×PC×QC\frac{1}{2} \times PC \times QC で表されます。
問題文より、三角形PCQの面積は16cm²なので、以下の式が成り立ちます。
12(202x)(10x)=16\frac{1}{2} (20 - 2x)(10 - x) = 16
両辺を2倍して、
(202x)(10x)=32(20 - 2x)(10 - x) = 32
展開して整理します。
20020x20x+2x2=32200 - 20x - 20x + 2x^2 = 32
2x240x+200=322x^2 - 40x + 200 = 32
2x240x+168=02x^2 - 40x + 168 = 0
両辺を2で割って、
x220x+84=0x^2 - 20x + 84 = 0
この2次方程式を解きます。因数分解を利用すると、
(x6)(x14)=0(x - 6)(x - 14) = 0
したがって、x=6x = 6 または x=14x = 14 となります。
ここで、PはBからCまで10秒 (20cm/2cm/20cm / 2cm/秒) で移動し、QはDからCまで10秒 (10cm/1cm/10cm / 1cm/秒) で移動するため、xxは0から10の間の値でなければなりません。したがって、どちらの点もCを通過するまでの時間のみが有効な解となります。
* x=6x=6 のとき、PはBからCの間にあり、QもDからCの間にあります。
* x=14x=14 は、PはCを通過し、QもCを通過しているので、この値は問題の条件に適しません。
したがって、x=6x = 6 が答えとなります。

3. 最終的な答え

6秒後

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