直線上に4点A, B, C, Dがこの順にあり、AB=2a cm、BC=CD=2b cmである。AB, ADをそれぞれ直径とする半円をかき、影をつけた部分の面積をS cm²とする。ACを直径とする半円の弧の長さをl cmとする。 (1) $S = 2\pi b(a+b)$ を証明する。 (2) $S = 2bl$ を証明する。
2025/8/7
1. 問題の内容
直線上に4点A, B, C, Dがこの順にあり、AB=2a cm、BC=CD=2b cmである。AB, ADをそれぞれ直径とする半円をかき、影をつけた部分の面積をS cm²とする。ACを直径とする半円の弧の長さをl cmとする。
(1) を証明する。
(2) を証明する。
2. 解き方の手順
(1) 影をつけた部分の面積Sを計算する。
大きな半円の半径は 、小さな半円の半径は 。
よって、が成り立つ。
(2) ACを直径とする半円の弧の長さをlとする。
ACの長さは なので、ACを直径とする半円の半径は 。
したがって、。
(1)より、。
よって、が成り立つ。
3. 最終的な答え
(1)
(2)