(1) 直線ACの式を求める。
点Aの座標は、x=−4 を y=21x2 に代入して、 y=21(−4)2=8 なので、A(-4, 8)です。 点Cの座標は、x=4 を y=21x2 に代入して、y=21(4)2=8 なので、C(4, 8)です。 直線ACの傾きをmとすると、
m=−4−48−0=−88=−1 したがって直線ACの式は、y=−x+b と表せます。 この直線は点C(4, 0)を通るので、
したがって、直線ACの式は、y=−x+4 です。 (2) 曲線①において、x の変域が −4≤x≤2 のときの y の変域を求める。 y=21x2 のグラフは下に凸の放物線なので、x の変域が −4≤x≤2 のとき、最小値は x=0 のときの y=0 です。 最大値は、x=−4 のときの y=8 です。 したがって、y の変域は 0≤y≤8 です。 (3) △ABC と △ABP の面積が等しくなるように、y 軸上の正の部分に点Pをとるとき、点Pの座標を求める。 点Bの座標は、x=−2 を y=21x2 に代入して、y=21(−2)2=2 なので、B(-2, 2)です。 △ABC の面積を求める。 点Bから直線ACに下ろした垂線の長さをhとする。
直線ACの式は、x+y−4=0 なので、点B(-2, 2)から直線ACまでの距離hは、 h=12+12∣−2+2−4∣=24=22 ACの長さは、(−4−4)2+(8−0)2=64+64=128=82 したがって、△ABC の面積は、21×82×22=16 です。 次に、△ABP の面積を求める。点Pの座標を(0, p)とする。ただし、p>0。 直線ACの式は y=−x+4 直線ACと点Bの距離 = 12+(−1)2∣−1∗(−2)+(−1)∗2+(−4)∣=2∣2−2−4∣=24 △ABC と △ABP の面積が等しくなるので、△ABP=16 AB=(−4−(−2))2+(8−2)2=4+36=40 AB=40=210 ACは底辺とみると、21AC×p=16 21×82×(8−p)=16 42(8−p)=16 2(8−p)=4 8−p=24=22 p=8−22 △ABC と △ABP の面積が等しくなるには、ABを共通の底辺とする。ABの長さを固定すると、点CからABまでの距離と点PからABまでの距離が等しいとき、面積が等しい。 平行線の性質を利用して、AC//BPになる点Pを求める。
傾きを求める。ACの傾きは-1。BPの傾きも-1になる。点B(-2, 2)を通るので、
2=−(−2)+b 点Pのx座標が0なので、y=0。これはy軸上の正の部分という条件に反するので、平行線では無理。 面積が等しい=底辺 x 高さ / 2 が同じ。
ABを底辺とすると、高さが等しい。
高さは、点C, PからABに下ろした垂線の長さになる。
ABの式は
傾き:(8−2)/(−4−(−2))=6/(−2)=−3 y=−3x+b 2=−3∗(−2)+b b=2−6=−4 y=−3x−4 ABの式 = 3x+y+4=0 点C(4,0) と 点P(0, p) の距離が等しい。
d=a2+b2∣ax1+by1+c∣ 32+12∣3∗4+0+4∣=10∣16∣ 10∣0+p+4∣=10∣p+4∣ 10∣16∣=10∣p+4∣ 16=∣p+4∣ p+4=16,−16 p=12,−20 y軸の正の部分なので、p=12 よってP(0, 12)