ある公園の入園料金について、通常料金と優待料金があり、大人と子供でそれぞれ料金が異なる。ある日の入園者は大人と子供合わせて158人であり、入園料金の合計は36000円であった。入園者のうち、大人26人と子供30人が通常料金で入園し、その他は優待料金で入園した。 (1) 優待料金で入園した大人を $x$ 人、子供を $y$ 人として、連立方程式を作る。 (2) 優待料金で入園した大人と子供の人数をそれぞれ求める。
2025/8/7
1. 問題の内容
ある公園の入園料金について、通常料金と優待料金があり、大人と子供でそれぞれ料金が異なる。ある日の入園者は大人と子供合わせて158人であり、入園料金の合計は36000円であった。入園者のうち、大人26人と子供30人が通常料金で入園し、その他は優待料金で入園した。
(1) 優待料金で入園した大人を 人、子供を 人として、連立方程式を作る。
(2) 優待料金で入園した大人と子供の人数をそれぞれ求める。
2. 解き方の手順
(1) 連立方程式を作る
まず、入園者数に関する式を作る。通常料金で入園した大人と子供の人数はそれぞれ26人と30人なので、優待料金で入園した大人 人、子供 人を含めると、
整理すると、
(1)
次に、入園料金の合計に関する式を作る。通常料金で入園した大人26人の料金は 円、子供30人の料金は 円。優待料金で入園した大人 人の料金は 円、子供 人の料金は 円。これらの合計が36000円なので、
整理すると、
両辺を100で割ると、
(2)
(2) 連立方程式を解く
(2) - (1) を計算すると、
(1)に を代入すると、
よって、優待料金で入園した大人は34人、子供は68人。
3. 最終的な答え
(1)
$\begin{cases}
x + y = 102 \\
3x + y = 170
\end{cases}$
(2)
優待料金で入園した大人の人数: 34人
優待料金で入園した子供の人数: 68人