放物線 $y = 2x^2 - 2x - 4$ (①)と $y = -x^2 + ax + b$ (②)について考える問題です。 (1) 放物線①とx軸の交点を$(\alpha, 0)$, $(\beta, 0)$ とするとき、放物線②が$(\alpha, 0)$, $(\beta, 0)$を通る場合の$a$と$b$の値と放物線②の頂点座標を求めます。 (2) 放物線②が$(\alpha, 0)$もしくは$(\beta, 0)$のいずれかを通り、さらに放物線①のグラフの頂点座標を通る場合、放物線②の頂点座標を求めます。 (3) $b = a^2 + 1$のとき、放物線②が$\alpha < x < \beta$の範囲内においてx軸との交点を1つ持つような$a$の範囲を求めます。
2025/8/7
はい、この数学の問題を解いていきましょう。
1. 問題の内容
放物線 (①)と (②)について考える問題です。
(1) 放物線①とx軸の交点を, とするとき、放物線②が, を通る場合のとの値と放物線②の頂点座標を求めます。
(2) 放物線②がもしくはのいずれかを通り、さらに放物線①のグラフの頂点座標を通る場合、放物線②の頂点座標を求めます。
(3) のとき、放物線②がの範囲内においてx軸との交点を1つ持つようなの範囲を求めます。
2. 解き方の手順
(1)
まず、放物線①とx軸の交点を求めます。
よって、 なので、となります。
放物線②がを通る場合、
に代入すると、
これらの連立方程式を解きます。
上の式から下の式を引くと、
よって、
このとき、放物線②は
平方完成すると、
よって、頂点座標は
(2)
放物線①の頂点座標を求めます。
よって、頂点座標は
(i) 放物線②がとを通る場合、
これらの連立方程式を解きます。
上の式から下の式を引くと、
頂点座標は
(ii) 放物線②がとを通る場合、
これらの連立方程式を解きます。
上の式から下の式を引くと、
頂点座標は
なので、
(3)
のとき、放物線②は
すなわち の範囲でx軸との交点を一つ持つ条件を考えます。
まず、とすると、となれば良いです。
なので、 つまり
ただし、
を満たす
3. 最終的な答え
(1) , , 頂点座標:
(2) ,
(3)