ある高校1年生20人の数学のテストの点数について、度数分布表が与えられています。 (1) このデータの平均値の最小値と最大値を求めます。選択肢の中から選びます。 (2) 60点以上69点以下の階級に含まれる具体的な点数が与えられています。このとき、全体のデータの中央値を求めます。選択肢の中から選びます。

確率論・統計学度数分布平均値中央値データ解析
2025/8/7

1. 問題の内容

ある高校1年生20人の数学のテストの点数について、度数分布表が与えられています。
(1) このデータの平均値の最小値と最大値を求めます。選択肢の中から選びます。
(2) 60点以上69点以下の階級に含まれる具体的な点数が与えられています。このとき、全体のデータの中央値を求めます。選択肢の中から選びます。

2. 解き方の手順

(1)
平均値の最小値を求めるには、各階級の点数を最小の値と仮定します。
* 40点以上49点以下の階級は全て40点とします。
* 50点以上59点以下の階級は全て50点とします。
* 60点以上69点以下の階級は全て60点とします。
* 70点以上79点以下の階級は全て70点とします。
* 80点以上89点以下の階級は全て80点とします。
最小値の平均:
(402+504+607+706+801)/20=(80+200+420+420+80)/20=1200/20=60 (40 * 2 + 50 * 4 + 60 * 7 + 70 * 6 + 80 * 1) / 20 = (80 + 200 + 420 + 420 + 80) / 20 = 1200 / 20 = 60
平均値の最大値を求めるには、各階級の点数を最大の値と仮定します。
* 40点以上49点以下の階級は全て49点とします。
* 50点以上59点以下の階級は全て59点とします。
* 60点以上69点以下の階級は全て69点とします。
* 70点以上79点以下の階級は全て79点とします。
* 80点以上89点以下の階級は全て89点とします。
最大値の平均:
(492+594+697+796+891)/20=(98+236+483+474+89)/20=1380/20=69 (49 * 2 + 59 * 4 + 69 * 7 + 79 * 6 + 89 * 1) / 20 = (98 + 236 + 483 + 474 + 89) / 20 = 1380 / 20 = 69
(2)
まず、与えられたデータを小さい順に並べ替えます。40点台が2人、50点台が4人、60点台が7人、70点台が6人、80点台が1人です。60点台の具体的な値は62, 63, 63, 65, 66, 67, 68です。
全体のデータは20個あるので、中央値は10番目と11番目のデータの平均値になります。
データは次のようになります。
40, 40, 50, 50, 50, 50, 62, 63, 63, 65, 66, 67, 68, 70, 70, 70, 70, 70, 70, 80
10番目のデータは65、11番目のデータは66なので、中央値は
(65+66)/2=65.5 (65 + 66) / 2 = 65.5

3. 最終的な答え

(1) 1: 2, 2: 4
(2) 3: 2

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