* 正方形の一辺の長さを求める。正方形の対角線が6cmなので、一辺の長さをaとすると、三平方の定理よりa2+a2=62。 * a=18=32 cm * 正方形の面積を求める。正方形の面積は、a2で求められるので、面積は18 cm2。 * 影の部分の面積は、正方形が30度回転したときにできる扇形の面積である。扇形の半径は正方形の一辺の長さである32 cm。扇形の中心角は30度。 * 扇形の面積を求める。扇形の面積は、πr2×360θで求められる。ここで、rは半径、θは中心角である。 * 扇形の面積 = π(32)2×36030=π(18)×121=23π しかし、問題文からπを使うかどうか不明なので、問題文にある図形の面積を直接計算する。 * 影の部分は、正方形の一辺を半径とする扇形なので、扇形の面積は πr2×36030 扇形の面積の式に代入すると
18×π×36030=18π×121=23π 23×3=29=4.5 ここで、図形問題なので、扇形の面積から三角形の面積を引くことを考える。
扇形の面積=πr236030 ここでr=32なので扇形の面積=π(32)2121=23π 一方、重なっている三角形の面積は21absinθで求められるので 21×32×32×sin(30)=21×18×21=29=4.5 図から考えるに、正方形の面積は18なので、影の部分の面積は正方形の面積よりも小さい。
したがって、扇形の面積から三角形の面積を引くというアプローチは正しくない。
正方形を30度回転させた時、影の部分は、扇形に似ているが、厳密には扇形ではない。
影の部分の面積は、正方形が回転した際に通過する領域の面積と考えることができる。
この領域は、正方形の一辺を半径とする扇形から、正方形と回転後の正方形が重なる部分の面積を引いたものと考えることができる。
この重なる部分は、正方形から、正方形と回転後の正方形に挟まれた三角形を引いたものと考えられる。
正方形の一辺の長さは、32 cmなので、影の部分の面積は π(32)2×36030=18π×121=23πcm2 となる。