(1) 2点A(-1, 4), B(5, -2)間の距離、線分ABを2:1に内分する点、外分する点の座標を求める問題。 (2) 直線 $l: 3x - 4y + 6 = 0$ と点A(-1, 2)があるとき、点Aを通り$l$に平行な直線の方程式、点Aを通り$l$に垂直な直線の方程式、点Aと$l$の距離を求める問題。

幾何学座標平面距離内分点外分点直線の方程式平行垂直点と直線の距離
2025/8/7

1. 問題の内容

(1) 2点A(-1, 4), B(5, -2)間の距離、線分ABを2:1に内分する点、外分する点の座標を求める問題。
(2) 直線 l:3x4y+6=0l: 3x - 4y + 6 = 0 と点A(-1, 2)があるとき、点Aを通りllに平行な直線の方程式、点Aを通りllに垂直な直線の方程式、点Aとllの距離を求める問題。

2. 解き方の手順

(1)
* 2点間の距離の公式を用いてA, B間の距離を求める。
AB=(5(1))2+(24)2=62+(6)2=36+36=72=62AB = \sqrt{(5 - (-1))^2 + (-2 - 4)^2} = \sqrt{6^2 + (-6)^2} = \sqrt{36 + 36} = \sqrt{72} = 6\sqrt{2}
* 内分点の公式を用いて、線分ABを2:1に内分する点の座標を求める。
(25+1(1)2+1,2(2)+142+1)=(1013,4+43)=(93,03)=(3,0)(\frac{2 \cdot 5 + 1 \cdot (-1)}{2+1}, \frac{2 \cdot (-2) + 1 \cdot 4}{2+1}) = (\frac{10 - 1}{3}, \frac{-4 + 4}{3}) = (\frac{9}{3}, \frac{0}{3}) = (3, 0)
* 外分点の公式を用いて、線分ABを2:1に外分する点の座標を求める。
(251(1)21,2(2)1421)=(10+11,441)=(11,8)(\frac{2 \cdot 5 - 1 \cdot (-1)}{2-1}, \frac{2 \cdot (-2) - 1 \cdot 4}{2-1}) = (\frac{10 + 1}{1}, \frac{-4 - 4}{1}) = (11, -8)
(2)
* 直線llに平行な直線の傾きはllの傾きと同じである。llの傾きを求める。
3x4y+6=03x - 4y + 6 = 0を変形すると、4y=3x+64y = 3x + 6より、y=34x+32y = \frac{3}{4}x + \frac{3}{2}。よって、llの傾きは34\frac{3}{4}
点A(-1, 2)を通り、傾きが34\frac{3}{4}の直線の方程式は、
y2=34(x(1))y - 2 = \frac{3}{4}(x - (-1))
y2=34x+34y - 2 = \frac{3}{4}x + \frac{3}{4}
4y8=3x+34y - 8 = 3x + 3
3x4y+11=03x - 4y + 11 = 0
* 直線llに垂直な直線の傾きは、llの傾きの逆数の符号を反転させたものである。したがって、垂直な直線の傾きは43-\frac{4}{3}
点A(-1, 2)を通り、傾きが43-\frac{4}{3}の直線の方程式は、
y2=43(x(1))y - 2 = -\frac{4}{3}(x - (-1))
y2=43x43y - 2 = -\frac{4}{3}x - \frac{4}{3}
3y6=4x43y - 6 = -4x - 4
4x+3y2=04x + 3y - 2 = 0
* 点A(-1, 2)と直線l:3x4y+6=0l: 3x - 4y + 6 = 0の距離は、点と直線の距離の公式を用いて求める。
d=3(1)42+632+(4)2=38+69+16=525=55=1d = \frac{|3 \cdot (-1) - 4 \cdot 2 + 6|}{\sqrt{3^2 + (-4)^2}} = \frac{|-3 - 8 + 6|}{\sqrt{9 + 16}} = \frac{|-5|}{\sqrt{25}} = \frac{5}{5} = 1

3. 最終的な答え

(1) 2点A, B間の距離: 626\sqrt{2}
線分ABを2:1に内分する点の座標: (3,0)(3, 0)
線分ABを2:1に外分する点の座標: (11,8)(11, -8)
(2) Aを通りllに平行な直線の方程式: 3x4y+11=03x - 4y + 11 = 0
Aを通りllに垂直な直線の方程式: 4x+3y2=04x + 3y - 2 = 0
Aとllの距離: 1

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