与えられた2つの放物線について、それぞれの頂点の座標と軸の方程式を求めます。 (1) $y = 4x^2 - 8x - 1$ (2) $y = -2x^2 + 12x - 10$

代数学放物線平方完成頂点二次関数
2025/8/7

1. 問題の内容

与えられた2つの放物線について、それぞれの頂点の座標と軸の方程式を求めます。
(1) y=4x28x1y = 4x^2 - 8x - 1
(2) y=2x2+12x10y = -2x^2 + 12x - 10

2. 解き方の手順

放物線の式を平方完成させ、頂点の座標と軸の方程式を求めます。平方完成された式は y=a(xp)2+qy = a(x-p)^2 + q の形になり、頂点の座標は (p,q)(p, q)、軸の方程式は x=px = p となります。
(1) y=4x28x1y = 4x^2 - 8x - 1
まず、x2x^2の係数でくくります。
y=4(x22x)1y = 4(x^2 - 2x) - 1
次に、括弧の中を平方完成します。
y=4(x22x+11)1y = 4(x^2 - 2x + 1 - 1) - 1
y=4((x1)21)1y = 4((x - 1)^2 - 1) - 1
y=4(x1)241y = 4(x - 1)^2 - 4 - 1
y=4(x1)25y = 4(x - 1)^2 - 5
したがって、頂点の座標は(1,5)(1, -5)、軸の方程式はx=1x = 1です。
(2) y=2x2+12x10y = -2x^2 + 12x - 10
まず、x2x^2の係数でくくります。
y=2(x26x)10y = -2(x^2 - 6x) - 10
次に、括弧の中を平方完成します。
y=2(x26x+99)10y = -2(x^2 - 6x + 9 - 9) - 10
y=2((x3)29)10y = -2((x - 3)^2 - 9) - 10
y=2(x3)2+1810y = -2(x - 3)^2 + 18 - 10
y=2(x3)2+8y = -2(x - 3)^2 + 8
したがって、頂点の座標は(3,8)(3, 8)、軸の方程式はx=3x = 3です。

3. 最終的な答え

(1)
頂点の座標:(1,5)(1, -5)
軸の方程式:x=1x = 1
(2)
頂点の座標:(3,8)(3, 8)
軸の方程式:x=3x = 3

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