3つの直線 $l_1: 2x - y - 2 = 0$, $l_2: x + y - 10 = 0$, $l_3: ax - y - 2a + 4 = 0$ について、以下の問いに答える問題です。 (1) $l_1$ と $l_2$ の交点の座標を求める。 (2) $l_3$ の傾きを求める。 (3) $l_3$ は $a$ の値によらず定点を通る。その座標を求める。

幾何学直線交点傾き定点
2025/8/7

1. 問題の内容

3つの直線 l1:2xy2=0l_1: 2x - y - 2 = 0, l2:x+y10=0l_2: x + y - 10 = 0, l3:axy2a+4=0l_3: ax - y - 2a + 4 = 0 について、以下の問いに答える問題です。
(1) l1l_1l2l_2 の交点の座標を求める。
(2) l3l_3 の傾きを求める。
(3) l3l_3aa の値によらず定点を通る。その座標を求める。

2. 解き方の手順

(1) l1l_1l2l_2 の交点の座標を求めるには、連立方程式
2xy2=02x - y - 2 = 0
x+y10=0x + y - 10 = 0
を解きます。2式を足し合わせると 3x12=03x - 12 = 0 となり、x=4x = 4 が得られます。これを x+y10=0x + y - 10 = 0 に代入すると、4+y10=04 + y - 10 = 0 より y=6y = 6 が得られます。したがって、交点の座標は (4,6)(4, 6) です。
(2) l3:axy2a+4=0l_3: ax - y - 2a + 4 = 0 より y=ax2a+4y = ax - 2a + 4 となるので、l3l_3 の傾きは aa です。
(3) l3:axy2a+4=0l_3: ax - y - 2a + 4 = 0aa について整理すると、a(x2)y+4=0a(x - 2) - y + 4 = 0 となります。これが任意の aa について成り立つためには、x2=0x - 2 = 0 かつ y+4=0-y + 4 = 0 である必要があります。したがって、x=2x = 2 かつ y=4y = 4 より、l3l_3 は点 (2,4)(2, 4) を通ります。

3. 最終的な答え

(1) l1l_1l2l_2 の交点の座標は (4,6)(4, 6)
(2) l3l_3 の傾きは aa
(3) l3l_3 は点 (2,4)(2, 4) を通る

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