(1) 2点$(-1, 1, 2)$と$(2, 1, -2)$を通る直線の方程式を求めよ。 (2) 点$(3, -1, 5)$を通り、直線$\frac{x-1}{3} = \frac{y+2}{-2} = \frac{z+1}{5}$と直交する平面の方程式を求めよ。

幾何学ベクトル直線の方程式平面の方程式空間図形
2025/8/8

1. 問題の内容

(1) 2点(1,1,2)(-1, 1, 2)(2,1,2)(2, 1, -2)を通る直線の方程式を求めよ。
(2) 点(3,1,5)(3, -1, 5)を通り、直線x13=y+22=z+15\frac{x-1}{3} = \frac{y+2}{-2} = \frac{z+1}{5}と直交する平面の方程式を求めよ。

2. 解き方の手順

(1)
まず、直線の方向ベクトルを求めます。2点(1,1,2)(-1, 1, 2)(2,1,2)(2, 1, -2)を通る直線の方向ベクトルv\vec{v}は、
v=(2(1),11,22)=(3,0,4)\vec{v} = (2 - (-1), 1 - 1, -2 - 2) = (3, 0, -4)
と表されます。
したがって、直線の方程式は、
x(1)3=y10=z24\frac{x - (-1)}{3} = \frac{y - 1}{0} = \frac{z - 2}{-4}
と表されます。ただし、y10\frac{y - 1}{0}の部分はy=1y = 1を意味します。
(2)
直線x13=y+22=z+15\frac{x-1}{3} = \frac{y+2}{-2} = \frac{z+1}{5}と直交する平面の法線ベクトルは、直線の方向ベクトルに平行です。したがって、平面の法線ベクトルはn=(3,2,5)\vec{n} = (3, -2, 5)と表されます。
(3,1,5)(3, -1, 5)を通り、法線ベクトルがn=(3,2,5)\vec{n} = (3, -2, 5)である平面の方程式は、
3(x3)2(y(1))+5(z5)=03(x - 3) - 2(y - (-1)) + 5(z - 5) = 0
3x92y2+5z25=03x - 9 - 2y - 2 + 5z - 25 = 0
3x2y+5z36=03x - 2y + 5z - 36 = 0
3x2y+5z=363x - 2y + 5z = 36

3. 最終的な答え

(1) x+13=z24,y=1\frac{x + 1}{3} = \frac{z - 2}{-4}, y = 1
(2) 3x2y+5z=363x - 2y + 5z = 36

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