まず、BE = EF = FC より、BE:BC = 1:3 となります。
AD:DB = 1:2 より、AD:AB = 1:3 となります。
三角形の面積比は、底辺と高さの積に比例します。
△DEFと△ABCの面積比を考えるために、△ABCの面積を1とします。 △DBEの面積は、△ABCの面積の32×31=92となります。 同様に、△AEFの面積は、△ABCの面積の31×32=92となります。 △FDCの面積は、△ABCの面積の32×31=92となります。 △DEFの面積は、△ABCの面積から△DBE, △AEF, △FDCの面積を引いたものになります。 つまり、
△DEF=△ABC−△DBE−△AEF−△FDC △DEF=1−92−92−92=1−96=93=31 したがって、△DEFの面積は△ABCの面積の31です。 求めるのは、△ABCの面積が△DEFの面積の何倍かであるため、△DEF△ABC=311=3となります。