* 直線 l と直線 m が平行であることから、同位角や錯角が等しいことを利用します。 * l の側の 160∘ の角の隣の角を求めます。これは 180∘−160∘=20∘ となります。 180^{\circ} - 160^{\circ} = 20^{\circ}
* 三角形の内角の和は 180∘ なので、20∘ と 50∘ の角がある三角形の残りの角は 180∘−20∘−50∘=110∘ となります。 180^{\circ} - 20^{\circ} - 50^{\circ} = 110^{\circ}
* 直線 m と三角形の 50∘ の角の隣にある角と∠x のなす角は同位角なので 110∘ と等しくなります。50∘ の角の隣にある角は 180∘−50∘=130∘ です。 180^{\circ} - 50^{\circ} = 130^{\circ}
* したがって、130∘+∠x=110∘ という関係が成り立ちます。 130^{\circ} + x = 110^{\circ}
* これを解くと ∠x=110∘−130∘=−20∘ になります。これは明らかにおかしいです。 * 別の解き方をします。直線 l と直線 m が平行であることから、錯角は等しいです。l の側の 160∘ の角の隣の角は 180∘−160∘=20∘ です。 * 直線 l と平行な線を 160∘ の角と 50∘ の角の間に引くと、20∘ の錯角は 20∘ です。∠x の錯角は 50∘−20∘=30∘ です。 * したがって ∠x=30∘ となります。