$l$ と $m$ が平行なとき、$\angle x$ の大きさを求める問題です。

幾何学平行線角度同位角錯角三角形の内角の和
2025/8/8

1. 問題の内容

llmm が平行なとき、x\angle x の大きさを求める問題です。

2. 解き方の手順

* 直線 ll と直線 mm が平行であることから、同位角や錯角が等しいことを利用します。
* ll の側の 160160^{\circ} の角の隣の角を求めます。これは 180160=20180^{\circ}-160^{\circ}=20^{\circ} となります。
180^{\circ} - 160^{\circ} = 20^{\circ}
* 三角形の内角の和は 180180^{\circ} なので、2020^{\circ}5050^{\circ} の角がある三角形の残りの角は 1802050=110180^{\circ} - 20^{\circ} - 50^{\circ} = 110^{\circ} となります。
180^{\circ} - 20^{\circ} - 50^{\circ} = 110^{\circ}
* 直線 mm と三角形の 5050^{\circ} の角の隣にある角とx\angle x のなす角は同位角なので 110110^{\circ} と等しくなります。5050^{\circ} の角の隣にある角は 18050=130180^{\circ} - 50^{\circ} = 130^{\circ} です。
180^{\circ} - 50^{\circ} = 130^{\circ}
* したがって、130+x=110130^{\circ} + \angle x = 110^{\circ} という関係が成り立ちます。
130^{\circ} + x = 110^{\circ}
* これを解くと x=110130=20\angle x = 110^{\circ} - 130^{\circ} = -20^{\circ} になります。これは明らかにおかしいです。
* 別の解き方をします。直線 ll と直線 mm が平行であることから、錯角は等しいです。ll の側の 160160^{\circ} の角の隣の角は 180160=20180^{\circ}-160^{\circ}=20^{\circ} です。
* 直線 ll と平行な線を 160160^{\circ} の角と 5050^{\circ} の角の間に引くと、2020^{\circ} の錯角は 2020^{\circ} です。x\angle x の錯角は 5020=3050^{\circ}-20^{\circ} = 30^{\circ} です。
* したがって x=30\angle x = 30^{\circ} となります。

3. 最終的な答え

x=30\angle x = 30^{\circ}

「幾何学」の関連問題

三角形ABCがあり、辺ABはAD=DE=EBとなるように分割され、辺ACはAF=FCとなるように分割されています。このとき、三角形ABCの面積が三角形DFEの面積の何倍になるかを求める問題です。

面積三角形面積比相似
2025/8/8

$\tan \theta = -3$ かつ $\cos \theta > 0$ のとき、以下の値を求めよ。 (1) $\sin \theta$ (2) $\sin 2\theta$ (3) $\tan...

三角関数三角比加法定理角度
2025/8/8

平坦な土地にあるAからEの5つの地点の位置関係について、以下の情報が与えられています。 * BはAの真東に4km進んだ位置にある。 * CはBの真北に3km進んだ位置にある。 * DはAとCを結ぶ直線...

座標平面距離三平方の定理図形問題
2025/8/8

2点 A(2, 5), B(6, 1) と直線 $y = -\frac{1}{2}x + k$ (これを直線①とする) が与えられている。 (1) 三角形 OAB の周および内部と直線①が共有点を持つ...

座標平面直線三角形の面積立方体表面積
2025/8/8

放物線 $y=x^2$ と $y = -\frac{1}{4}x^2$ があり、x軸上の点Pを通りy軸に平行な直線とそれぞれの放物線との交点をA, Bとする。 (1) 点Pのx座標が2のとき、線分AB...

放物線座標平面2次関数線分の長さ直線の式
2025/8/8

与えられた曲線a, b, cが、関数 $y=x^2$, $y=\frac{1}{2}x^2$, $y=-\frac{1}{2}x^2$ のいずれであるか特定し、さらに、関数 $y=\frac{1}{2...

グラフ放物線関数二次関数
2025/8/8

三角形ABCにおいて、AD:DB = 1:2 かつ BE = EF = FC であるとき、三角形ABCの面積は、三角形DEFの面積の何倍になるかを求める問題です。

三角形面積
2025/8/8

三角形ABCがあり、AD:DB = 1:2, BE = EF = FCである。このとき、三角形ABCの面積は、三角形DEFの面積の何倍か。

三角形面積比相似
2025/8/8

$\triangle ABC$ において、$BC=4$, $CA=3$, $\angle ACB=90^\circ$ とし、辺 $AB$ 上に $AD=x$ となる点 $D$ をとる。点 $D$ から...

幾何三平方の定理相似面積長方形
2025/8/8

三角形ABCにおいて、AD:DB = 1:2、BE = EF = FCである。このとき、三角形ABCの面積は三角形DEFの面積の何倍になるかを求める問題です。

面積比三角形図形
2025/8/8