比例 $y=ax$ ($a>0$) と反比例 $y=\frac{12}{x}$ ($x>0$) のグラフが点Aで交わっており、点Aのx座標は2である。また、比例 $y=-\frac{1}{2}x$ のグラフ上に、x座標が点Aのx座標と等しい点Bがあり、x座標が $t$ ($t<0$) である点Pがある。このとき、三角形APBの面積を $t$ を用いて表す。

代数学関数比例反比例座標平面面積三角形
2025/4/6

1. 問題の内容

比例 y=axy=ax (a>0a>0) と反比例 y=12xy=\frac{12}{x} (x>0x>0) のグラフが点Aで交わっており、点Aのx座標は2である。また、比例 y=12xy=-\frac{1}{2}x のグラフ上に、x座標が点Aのx座標と等しい点Bがあり、x座標が tt (t<0t<0) である点Pがある。このとき、三角形APBの面積を tt を用いて表す。

2. 解き方の手順

まず、点Aの座標を求める。点Aは y=12xy=\frac{12}{x} 上にあり、x座標が2なので、
y=122=6y = \frac{12}{2} = 6
したがって、点Aの座標は (2, 6) である。
次に、点Bの座標を求める。点Bは y=12xy=-\frac{1}{2}x 上にあり、x座標が2なので、
y=12×2=1y = -\frac{1}{2} \times 2 = -1
したがって、点Bの座標は (2, -1) である。
次に、点Pの座標を求める。点Pは y=12xy=-\frac{1}{2}x 上にあり、x座標が tt なので、
y=12ty = -\frac{1}{2}t
したがって、点Pの座標は (t,12t)(t, -\frac{1}{2}t) である。
三角形APBの面積を計算する。点Aと点Bのx座標は同じなので、ABを底辺とみなすことができる。
ABの長さは 6(1)=76 - (-1) = 7 である。
点Pから直線ABまでの距離は、点Pのx座標と点Aのx座標の差の絶対値に等しいので t2=2t|t - 2| = 2 - t (∵ t<0t<0 より)。
したがって、三角形APBの面積は
12×7×(2t)=72(2t)=772t=72t+7\frac{1}{2} \times 7 \times (2-t) = \frac{7}{2}(2-t) = 7 - \frac{7}{2}t = -\frac{7}{2}t + 7

3. 最終的な答え

APB\triangle APB の面積は (72t+7)(\frac{7}{2}t + 7) cm2^2 である。
よって、イウ = 7, エ = 2, オ = 7

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