食塩10gと水200gを使い、容器Aに4%の食塩水、容器Bに5%の食塩水を作る。容器Aに入れた食塩の量を$x$ g、水の量を$y$ gとして、$x$、$y$についての連立方程式を作り、$x$、$y$の値を求める。

代数学連立方程式濃度計算文章問題
2025/8/8

1. 問題の内容

食塩10gと水200gを使い、容器Aに4%の食塩水、容器Bに5%の食塩水を作る。容器Aに入れた食塩の量をxx g、水の量をyy gとして、xxyyについての連立方程式を作り、xxyyの値を求める。

2. 解き方の手順

* 容器Aと容器Bに入れた食塩の量の合計は10gなので、
x+Bに入れた食塩の量=10x + \text{Bに入れた食塩の量} = 10
* 容器Aと容器Bに入れた水の量の合計は200gなので、
y+Bに入れた水の量=200y + \text{Bに入れた水の量} = 200
容器Aの食塩水は4%なので、
xx+y=0.04\frac{x}{x+y} = 0.04
x=0.04(x+y)x = 0.04(x+y)
容器Bの食塩水は5%なので、
10x210(x+y)=0.05\frac{10-x}{210-(x+y)} = 0.05
10x=0.05(210(x+y))10-x = 0.05(210-(x+y))
10x=10.50.05(x+y)10-x = 10.5 - 0.05(x+y)
* 式を整理する。
x=0.04x+0.04yx = 0.04x + 0.04y
0.96x=0.04y0.96x = 0.04y
24x=y24x = y
10x=10.50.05x0.05y10 - x = 10.5 - 0.05x - 0.05y
0.5=0.95x+0.05y-0.5 = 0.95x + 0.05y
10=19x+y-10 = 19x + y
* 連立方程式を解く。
y=24xy = 24x10=19x+y-10 = 19x + y に代入
10=19x+24x-10 = 19x + 24x
10=43x-10 = 43x
x=1043x = -\frac{10}{43}
これはありえないので、もう一度計算し直す。
容器Aに入れた食塩水をx+yx+ygとすると、
0.04(x+y)=x0.04(x+y)=x
0.04x+0.04y=x0.04x+0.04y=x
0.04y=0.96x0.04y=0.96x
y=24xy=24x
容器Bに入れた食塩水を210(x+y)210-(x+y)gとすると、
0.05(210(x+y))=10x0.05(210-(x+y))=10-x
10.50.05x0.05y=10x10.5-0.05x-0.05y=10-x
0.5=0.95x+0.05y0.5=-0.95x+0.05y
0.5=0.95x+0.05(24x)0.5=-0.95x+0.05(24x)
0.5=0.95x+1.2x0.5=-0.95x+1.2x
0.5=0.25x0.5=0.25x
x=2x=2
y=24x=242=48y=24x=24*2=48

3. 最終的な答え

x=2x = 2
y=48y = 48

「代数学」の関連問題

多項式 $4 + 12x + 3x^3 - 7x^2$ を多項式 $2+x$ で割る問題です。

多項式多項式の割り算
2025/8/8

与えられた式 $D = (2(m+3))^2 - 4 \cdot 1 \cdot (3-m)$ を展開し、整理して簡単にしてください。

展開式変形二次式
2025/8/8

$x = 2$、 $y = 3$のとき、式 $(\frac{2}{3}x^2y)^2 \times (xy^2)^3 \div (2xy)^4$ の値を求めよ。

式の計算指数代入
2025/8/8

与えられた連立方程式を解いて、$x$ と $y$ の値を求める問題です。連立方程式は次の通りです。 $y = 3x + 8$ $y = -2x + 13$

連立方程式代入法一次方程式
2025/8/8

次の連立方程式を解きます。 (1) $\begin{cases} y = 4(2x - 1) + 9 \\ x + 2y = -7 \end{cases}$ (2) $\begin{cases} 2x...

連立方程式一次方程式
2025/8/8

与えられた式 $x^2 - (y-5)x - 2y(y+5)$ を因数分解せよ。

因数分解二次式多項式
2025/8/8

Aさんは家から1350m離れた学校へ向かいました。最初は分速60mで歩いていましたが、途中で雨が降ってきたため、分速150mで走りました。学校に着くまでに18分かかりました。歩いた道のりと走った道のり...

連立方程式文章問題距離時間
2025/8/8

問題は2つあります。 (1) 関数 $y = -\frac{6}{x}$ のグラフ上の点Aの $x$ 座標が3であり、点Bの座標が(0, 4)であるとき、点Aと点Bを通る直線②の式を求める問題です。 ...

グラフ一次関数二次関数座標平面面積
2025/8/8

鉛筆7本とボールペン3本の代金が990円、鉛筆4本とボールペン6本の代金が1080円である。鉛筆1本とボールペン1本の値段をそれぞれ求める。

連立方程式文章題線形代数
2025/8/8

与えられた不等式 $x^2 - 6x + 10 < 0$ を解き、$x$ の範囲を求める。

二次不等式平方完成解の範囲
2025/8/8