Aさんは家から1350m離れた学校へ向かいました。最初は分速60mで歩いていましたが、途中で雨が降ってきたため、分速150mで走りました。学校に着くまでに18分かかりました。歩いた道のりと走った道のりをそれぞれ求めなさい。

代数学連立方程式文章問題距離時間
2025/8/8

1. 問題の内容

Aさんは家から1350m離れた学校へ向かいました。最初は分速60mで歩いていましたが、途中で雨が降ってきたため、分速150mで走りました。学校に着くまでに18分かかりました。歩いた道のりと走った道のりをそれぞれ求めなさい。

2. 解き方の手順

歩いた道のりを xx m、走った道のりを yy mとします。
全体の距離に関する式と、時間に関する式を立てます。
全体の距離は1350mなので、
x+y=1350x + y = 1350
歩いた時間は x60\frac{x}{60} 分、走った時間は y150\frac{y}{150} 分であり、合計で18分なので、
x60+y150=18\frac{x}{60} + \frac{y}{150} = 18
この連立方程式を解きます。
まず、2つ目の式を簡単にするために、両辺に300を掛けます。
300(x60+y150)=300(18)300(\frac{x}{60} + \frac{y}{150}) = 300(18)
5x+2y=54005x + 2y = 5400
連立方程式は以下のようになります。
x+y=1350x + y = 1350
5x+2y=54005x + 2y = 5400
1つ目の式から y=1350xy = 1350 - x となり、これを2つ目の式に代入します。
5x+2(1350x)=54005x + 2(1350 - x) = 5400
5x+27002x=54005x + 2700 - 2x = 5400
3x=27003x = 2700
x=900x = 900
y=1350x=1350900=450y = 1350 - x = 1350 - 900 = 450
したがって、歩いた道のりは900m、走った道のりは450mです。

3. 最終的な答え

歩いた道のり: 900m
走った道のり: 450m

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