関数 $y = 2x^2 + x + 1$ の $-1 \le x \le 1$ における最大値と最小値を求めよ。

代数学二次関数最大値最小値平方完成
2025/8/8

1. 問題の内容

関数 y=2x2+x+1y = 2x^2 + x + 11x1-1 \le x \le 1 における最大値と最小値を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、与えられた関数を平方完成します。
y=2x2+x+1y = 2x^2 + x + 1
y=2(x2+12x)+1y = 2(x^2 + \frac{1}{2}x) + 1
y=2(x2+12x+(14)2(14)2)+1y = 2(x^2 + \frac{1}{2}x + (\frac{1}{4})^2 - (\frac{1}{4})^2) + 1
y=2(x+14)22(116)+1y = 2(x + \frac{1}{4})^2 - 2(\frac{1}{16}) + 1
y=2(x+14)218+1y = 2(x + \frac{1}{4})^2 - \frac{1}{8} + 1
y=2(x+14)2+78y = 2(x + \frac{1}{4})^2 + \frac{7}{8}
この平方完成された式から、頂点の座標は (14,78)(-\frac{1}{4}, \frac{7}{8}) であることがわかります。
また、下に凸な放物線であることもわかります。
次に、定義域 1x1-1 \le x \le 1 における最大値と最小値を求めます。
頂点の xx 座標 14-\frac{1}{4} は定義域に含まれています。
x=14x = -\frac{1}{4} のとき、 y=78y = \frac{7}{8} となり、これが最小値の候補です。
定義域の端点における yy の値を調べます。
x=1x = -1 のとき、
y=2(1)2+(1)+1=21+1=2y = 2(-1)^2 + (-1) + 1 = 2 - 1 + 1 = 2
x=1x = 1 のとき、
y=2(1)2+(1)+1=2+1+1=4y = 2(1)^2 + (1) + 1 = 2 + 1 + 1 = 4
したがって、定義域内の最小値は x=14x = -\frac{1}{4} のときの y=78y = \frac{7}{8} であり、最大値は x=1x = 1 のときの y=4y = 4 です。

3. 最終的な答え

最大値: 4
最小値: 78\frac{7}{8}

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