縦の長さより3cm長い横を持つ長方形があります。この長方形の縦を2cm短くし、横を2cm長くすると、面積は60 $cm^2$になります。元の長方形の縦の長さを求めなさい。

代数学長方形面積二次方程式文章問題
2025/8/8

1. 問題の内容

縦の長さより3cm長い横を持つ長方形があります。この長方形の縦を2cm短くし、横を2cm長くすると、面積は60 cm2cm^2になります。元の長方形の縦の長さを求めなさい。

2. 解き方の手順

元の長方形の縦の長さを xx cm とします。
すると、元の長方形の横の長さは x+3x+3 cm となります。
縦を2cm短く、横を2cm長くした長方形の縦の長さは x2x-2 cm、横の長さは x+3+2=x+5x+3+2 = x+5 cm となります。
この長方形の面積は60 cm2cm^2 なので、
(x2)(x+5)=60(x-2)(x+5) = 60
この式を展開し、整理すると、
x2+5x2x10=60x^2 + 5x - 2x - 10 = 60
x2+3x1060=0x^2 + 3x - 10 - 60 = 0
x2+3x70=0x^2 + 3x - 70 = 0
この2次方程式を解きます。
(x7)(x+10)=0(x-7)(x+10) = 0
xx は長さを表すので正の数でなければなりません。
よって、
x=7x = 7
したがって、元の長方形の縦の長さは 7 cm です。

3. 最終的な答え

7 cm

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