(1)
まず、点Aの座標を求めます。点Aは y=−x6 上にあり、x 座標が3なので、y=−36=−2。よって、点Aの座標は(3, -2)です。 次に、点B(0, 4)と点A(3, -2)を通る直線の式を y=ax+b とおきます。 点B(0, 4)を通るので、4=a×0+b。したがって、b=4。 点A(3, -2)を通るので、−2=3a+4。これから、3a=−6、a=−2。 よって、直線②の式は、y=−2x+4。 (2)
点Cは y=−x6 上にあるので、点Cの座標を (x,−x6) とおきます。ただし、x<0 です。 四角形ABCDの面積は、三角形ABCの面積と三角形ACDの面積の和です。
三角形ABCの面積は、底辺をAB、高さを点Cから直線ABまでの距離と考えると計算が複雑になるので、座標を使った公式を利用します。座標 (x1, y1), (x2, y2), (x3, y3) を頂点とする三角形の面積は 21∣x1(y2−y3)+x2(y3−y1)+x3(y1−y2)∣ で計算できます。この式にA(3, -2), B(0, 4), C(x, -6/x)を代入すると、 21∣3(4+x6)+0(−x6+2)+x(−2−4)∣=21∣12+x18−6x∣=∣6+x9−3x∣ 三角形ACDの面積は、点A(3, -2), C(x, -6/x), D(0, -4)として同様に計算すると、
21∣3(−x6+4)+x(−4+2)+0(−2+x6)∣=21∣−x18+12−2x∣=∣−x9+6−x∣ 四角形ABCDの面積は28なので、
∣6+x9−3x∣+∣−x9+6−x∣=28 x<0 であることに注意して場合分けを行います。 まず、6+x9−3x≥0 かつ −x9+6−x≥0 の場合 6+x9−3x−x9+6−x=28 12−4x=28 このとき 6+−49−3(−4)=6−49+12=18−49=463>0 −−49+6−(−4)=49+6+4=10+49=449>0 なので、これは条件を満たします。このとき y=−−46=23 したがって、C(−4,23) 次に、6+x9−3x<0 かつ −x9+6−x<0 の場合 −6−x9+3x+x9−6+x=28 −12+4x=28 これは x<0 に反するので不適。 次に、6+x9−3x≥0 かつ −x9+6−x<0 の場合 6+x9−3x+x9−6+x=28 x18−2x=28 18−2x2=28x 2x2+28x−18=0 x2+14x−9=0 x=2−14±142−4(−9)=2−14±196+36=2−14±232=2−14±258=−7±58 x<0 であることから x=−7−58 C(−7−58,7+586) 最後に、6+x9−3x<0 かつ −x9+6−x≥0 の場合 −6−x9+3x−x9+6−x=28 −x18+2x=28 −18+2x2=28x 2x2−28x−18=0 x2−14x−9=0 x=214±(−14)2−4(−9)=214±196+36=214±232=214±258=7±58 x<0 を満たす解はないので不適。