以下の連立方程式について、解を求め、グラフを描画し、グラフで囲まれた範囲の面積を計算します。 $P = -\frac{2}{5}Q + 23$ $5P - Q = 40$ ## 解き方の手順 1. 連立方程式を解く 1つ目の式を5倍すると、$5P = -2Q + 115$ となります。 この式と2つ目の式 $5P - Q = 40$ から、$5P$ を消去します。 $(-2Q + 115) - Q = 40$ $-3Q = -75$ $Q = 25$ $Q = 25$ を1つ目の式に代入すると、 $P = -\frac{2}{5}(25) + 23$ $P = -10 + 23$ $P = 13$ よって、連立方程式の解は $(P, Q) = (13, 25)$ です。

代数学連立方程式一次関数グラフ面積
2025/4/6
## (1)の問題

1. 問題の内容

以下の連立方程式について、解を求め、グラフを描画し、グラフで囲まれた範囲の面積を計算します。
P=25Q+23P = -\frac{2}{5}Q + 23
5PQ=405P - Q = 40
## 解き方の手順

1. 連立方程式を解く

1つ目の式を5倍すると、5P=2Q+1155P = -2Q + 115 となります。
この式と2つ目の式 5PQ=405P - Q = 40 から、5P5P を消去します。
(2Q+115)Q=40(-2Q + 115) - Q = 40
3Q=75-3Q = -75
Q=25Q = 25
Q=25Q = 25 を1つ目の式に代入すると、
P=25(25)+23P = -\frac{2}{5}(25) + 23
P=10+23P = -10 + 23
P=13P = 13
よって、連立方程式の解は (P,Q)=(13,25)(P, Q) = (13, 25) です。

2. グラフを描画する

1つ目の式を PP について解くと、P=25Q+23P = -\frac{2}{5}Q + 23 です。
2つ目の式を PP について解くと、5P=Q+405P = Q + 40 より P=15Q+8P = \frac{1}{5}Q + 8 です。
縦軸をP, 横軸をQとして2つの直線をグラフに描画します。
2つの直線は点 (13,25)(13, 25) で交わります。
P軸との交点はそれぞれ(0,23)(0, 23)(0,8)(0,8)になります。
Q軸との交点はそれぞれ(235/2,0)=(57.5,0)(23*5/2, 0)=(57.5,0)(40,0)(-40,0)になります。
描画する際はPが縦軸であることに注意してください。

3. グラフで囲まれた範囲の面積を計算する

2つの直線とQ=0で囲まれた三角形の面積を計算します。
交点(P,Q)=(13,25)(P,Q)=(13,25)およびP軸との交点(0,23)(0,23), (0,8)(0,8)を結んだ三角形を考えます。
三角形の底辺は 238=1523 - 8 = 15 です。
三角形の高さは Q=25Q = 25 です。
三角形の面積は 12×15×25=3752=187.5\frac{1}{2} \times 15 \times 25 = \frac{375}{2} = 187.5 です。
## 最終的な答え

1. 連立方程式の解: $(P, Q) = (13, 25)$

2. グラフ:上記の解説を参照

3. グラフで囲まれた範囲の面積: $187.5$

## (2)の問題

1. 問題の内容

以下の連立方程式について、解を求め、グラフを描画し、グラフで囲まれた範囲の面積を計算します。
X=1203PX = 120 - 3P
2P+X=40-2P + X = -40
## 解き方の手順

1. 連立方程式を解く

1つ目の式 X=1203PX = 120 - 3P を2つ目の式 2P+X=40-2P + X = -40 に代入します。
2P+(1203P)=40-2P + (120 - 3P) = -40
5P=160-5P = -160
P=32P = 32
P=32P = 32 を1つ目の式に代入すると、
X=1203(32)X = 120 - 3(32)
X=12096X = 120 - 96
X=24X = 24
よって、連立方程式の解は (P,X)=(32,24)(P, X) = (32, 24) です。

2. グラフを描画する

1つ目の式を PP について解くと、3P=120X3P = 120 - X より P=4013XP = 40 - \frac{1}{3}X です。
2つ目の式を PP について解くと、2P=X+402P = X + 40 より P=12X+20P = \frac{1}{2}X + 20 です。
縦軸をP, 横軸をXとして2つの直線をグラフに描画します。
2つの直線は点 (32,24)(32, 24) で交わります。
P軸との交点はそれぞれ(0,40)(0, 40)(0,20)(0,20)になります。
X軸との交点はそれぞれ(120,0)(120,0)(40,0)(-40,0)になります。
描画する際はPが縦軸であることに注意してください。

3. グラフで囲まれた範囲の面積を計算する

2つの直線とX=0で囲まれた三角形の面積を計算します。
交点(P,X)=(32,24)(P,X)=(32,24)およびP軸との交点(0,40)(0,40), (0,20)(0,20)を結んだ三角形を考えます。
三角形の底辺は 4020=2040 - 20 = 20 です。
三角形の高さは X=24X = 24 です。
三角形の面積は 12×20×24=240\frac{1}{2} \times 20 \times 24 = 240 です。
## 最終的な答え

1. 連立方程式の解: $(P, X) = (32, 24)$

2. グラフ:上記の解説を参照

3. グラフで囲まれた範囲の面積: $240$

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