立方体ABCD-EFGHにおいて、辺CGの中点をMとする。 (1) 線分AF, AM, FMの長さを求めよ。 (2) 角FAMの大きさを求めよ。 (3) 三角形AFMの面積を求めよ。

幾何学空間図形立方体三平方の定理余弦定理面積
2025/8/8

1. 問題の内容

立方体ABCD-EFGHにおいて、辺CGの中点をMとする。
(1) 線分AF, AM, FMの長さを求めよ。
(2) 角FAMの大きさを求めよ。
(3) 三角形AFMの面積を求めよ。

2. 解き方の手順

(1) 線分AF, AM, FMの長さを求める。
AFは正方形AEFBの対角線なので、AF=22+22=8=22AF = \sqrt{2^2 + 2^2} = \sqrt{8} = 2\sqrt{2}
AMは直角三角形ACGにおいて、AC=22AC = 2\sqrt{2}, CM=1CM = 1 であるから、AM=(22)2+12=8+1=9=3AM = \sqrt{(2\sqrt{2})^2 + 1^2} = \sqrt{8 + 1} = \sqrt{9} = 3
FMは直角三角形FGCにおいて、FG=2FG = 2, GM=1GM = 1であるから、FM=22+12=4+1=5FM = \sqrt{2^2 + 1^2} = \sqrt{4+1} = \sqrt{5}
(2) 角FAMの大きさを求める。
三角形AFMにおいて、AF=22AF = 2\sqrt{2}, AM=3AM = 3, FM=5FM = \sqrt{5}である。
余弦定理より、
cosFAM=AF2+AM2FM22×AF×AM=(22)2+32(5)22×22×3=8+95122=12122=12=22\cos \angle FAM = \frac{AF^2 + AM^2 - FM^2}{2 \times AF \times AM} = \frac{(2\sqrt{2})^2 + 3^2 - (\sqrt{5})^2}{2 \times 2\sqrt{2} \times 3} = \frac{8 + 9 - 5}{12\sqrt{2}} = \frac{12}{12\sqrt{2}} = \frac{1}{\sqrt{2}} = \frac{\sqrt{2}}{2}
したがって、FAM=45\angle FAM = 45^\circ
(3) 三角形AFMの面積を求める。
三角形AFMの面積は、S=12×AF×AM×sinFAM=12×22×3×sin45=12×22×3×22=124=3S = \frac{1}{2} \times AF \times AM \times \sin \angle FAM = \frac{1}{2} \times 2\sqrt{2} \times 3 \times \sin 45^\circ = \frac{1}{2} \times 2\sqrt{2} \times 3 \times \frac{\sqrt{2}}{2} = \frac{12}{4} = 3

3. 最終的な答え

(1) AF=22AF = 2\sqrt{2}, AM=3AM = 3, FM=5FM = \sqrt{5}
(2) FAM=45\angle FAM = 45^\circ
(3) 三角形AFMの面積は3

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