直線 $l: x + 2y + 9 = 0$ と直線 $m: -x + y + 6 = 0$ があり、直線 $l$ と $x$ 軸の交点を A, 直線 $m$ と $x$ 軸の交点を B, 直線 $l$ と直線 $m$ の交点を C とするとき、三角形 ABC の面積を求めます。

幾何学座標平面直線交点三角形の面積
2025/8/8

1. 問題の内容

直線 l:x+2y+9=0l: x + 2y + 9 = 0 と直線 m:x+y+6=0m: -x + y + 6 = 0 があり、直線 llxx 軸の交点を A, 直線 mmxx 軸の交点を B, 直線 ll と直線 mm の交点を C とするとき、三角形 ABC の面積を求めます。

2. 解き方の手順

* 点 A の座標を求める
点 A は直線 l:x+2y+9=0l: x + 2y + 9 = 0xx(y=0)(y = 0) の交点なので、y=0y = 0 を代入すると、x+2(0)+9=0x + 2(0) + 9 = 0 より x=9x = -9 となります。よって、A の座標は (9,0)(-9, 0) です。
* 点 B の座標を求める
点 B は直線 m:x+y+6=0m: -x + y + 6 = 0xx(y=0)(y = 0) の交点なので、y=0y = 0 を代入すると、x+0+6=0-x + 0 + 6 = 0 より x=6x = 6 となります。よって、B の座標は (6,0)(6, 0) です。
* 点 C の座標を求める
点 C は直線 l:x+2y+9=0l: x + 2y + 9 = 0 と直線 m:x+y+6=0m: -x + y + 6 = 0 の交点なので、連立方程式を解きます。
x+2y+9=0x + 2y + 9 = 0
x+y+6=0-x + y + 6 = 0
2 つの式を足し合わせると 3y+15=03y + 15 = 0 より y=5y = -5 となります。これを 2 番目の式に代入すると x+(5)+6=0-x + (-5) + 6 = 0 より x=1x = 1 となります。よって、C の座標は (1,5)(1, -5) です。
* 三角形 ABC の面積を求める
A (9,0)(-9, 0), B (6,0)(6, 0), C (1,5)(1, -5) であるから、ABを底辺と考えると、底辺の長さは6(9)=15|6 - (-9)| = 15となります。高さは点Cのy座標の絶対値なので5=5|-5| = 5となります。
したがって、三角形 ABC の面積は 12×15×5=752=37.5\frac{1}{2} \times 15 \times 5 = \frac{75}{2} = 37.5 となります。

3. 最終的な答え

ア: (9,0)(-9, 0)
イ: (6,0)(6, 0)
ウ: (1,5)(1, -5)
エ: 37.537.5

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