(i) X=3 となるのは、A, B, C がすべて整数となるときである。 A=x1 が整数となるのは、x1=1,4 のとき。 B=x1x2 が整数となるのは、x1x2 が平方数のとき。 C=x2x3 が整数となるのは、x2x3 が平方数のとき。 x1=1 のとき、A=1。B=x2 が整数となるためには、x2=1,4。 x2=1 のとき、C=x3 が整数となるためには、x3=1,4。 よって(x1,x2,x3)=(1,1,1),(1,1,4) x2=4 のとき、C=4x3=2x3 が整数となるためには、x3=1,4。 よって(x1,x2,x3)=(1,4,1),(1,4,4) x1=4 のとき、A=2。B=4x2=2x2 が整数となるためには、x2=1,4。 x2=1 のとき、C=x3 が整数となるためには、x3=1,4。 よって(x1,x2,x3)=(4,1,1),(4,1,4) x2=4 のとき、C=4x3=2x3 が整数となるためには、x3=1,4。 よって(x1,x2,x3)=(4,4,1),(4,4,4) 合計8通りなので、X=3となる確率は、638=2168=271 (ii) X=2 となるのは、A,B が整数、C が整数でない、または、A,C が整数、Bが整数でない、または、B,Cが整数、Aが整数でないとき。 (iii) X=0となるのは、A, B, C がすべて整数でないとき。 (i) X=3 となるのは、(1,1,1),(1,1,4),(1,4,1),(1,4,4),(4,1,1),(4,1,4),(4,4,1),(4,4,4)の8通り。 A が整数となるのは x1=1,4 のとき。 B が整数となるのは x1x2 が平方数になるとき。 C が整数となるのは x2x3 が平方数になるとき。 A が整数でないのは x1=2,3,5,6。 B が整数でないのは x1x2 が平方数でないとき。 C が整数でないのは x2x3 が平方数でないとき。 X=1となるのはA,B,Cのうち一つだけが整数になるとき. 余事象としてX=1,2となるものを求めるのが大変なのでX=0の時を求めます。 X=1,2,3 を求める代わりに、全体の事象からそれらを除外する方法は難しいです。 すべての組み合わせは、63=216 通り。 (i) X=3となる確率は、2168=271。 シ=1, スセ=27 A,B が整数、Cが整数でないとき。 A=x1が整数より、x1=1,4。 B=x1x2が整数より、x1x2は平方数。 x1=1の時、x2=1,4、C=x2x3=x3または4x3=2x3が整数でない時 x2=1よりx3=2,3,5,6となりC=x3は整数にならない。 x2=4よりx3=2,3,5,6となりC=2x3は整数にならない。 よって(1,1,2),(1,1,3),(1,1,5),(1,1,6),(1,4,2),(1,4,3),(1,4,5),(1,4,6). x1=4の時、x2=1,4、C=x2x3=x3または4x3=2x3が整数でない時 x2=1よりx3=2,3,5,6となりC=x3は整数にならない。 x2=4よりx3=2,3,5,6となりC=2x3は整数にならない。 よって(4,1,2),(4,1,3),(4,1,5),(4,1,6),(4,4,2),(4,4,3),(4,4,5),(4,4,6). A,C が整数、Bが整数でないとき。 A=x1が整数より、x1=1,4。 C=x2x3が整数より、x2x3は平方数。 x1=1の時,x2x3は平方数より(x2,x3)=(1,1),(1,4),(4,1),(4,4). x2=1,x3=1,4,x2=4,x3=1,4 x1=4の時,x2x3は平方数より(x2,x3)=(1,1),(1,4),(4,1),(4,4). B=x1x2 x2=1,x2=4 の時x1x2 が平方数でBは整数なので矛盾. B,C が整数、Aが整数でないとき。 C=x2x3よりx2x3は平方数。A=x1が整数でないよりx1=2,3,5,6 (x2,x3)=(1,1),(1,4),(2,2),(3,3),(4,1),(4,4),(5,5),(6,6) A=x1 より x1 は平方数でないので x1=2,3,5,6 例えば、x2=1,x3=1 の時 x1=2,3,5,6 でA=x1は整数にならない。 x2=1,x3=4 の時 x1=2,3,5,6 でA=x1は整数にならない。 x2=2,x3=2 の時 x1=2,3,5,6 でA=x1は整数にならない。 x2=3,x3=3 の時 x1=2,3,5,6 でA=x1は整数にならない。 x2=4,x3=1 の時 x1=2,3,5,6 でA=x1は整数にならない。 x2=4,x3=4 の時 x1=2,3,5,6 でA=x1は整数にならない。 x2=5,x3=5 の時 x1=2,3,5,6 でA=x1は整数にならない。 x2=6,x3=6 の時 x1=2,3,5,6 でA=x1は整数にならない。 x1=2,3,5,6 ,x2x3は平方数のとき。 A=x1が整数にならないので、X=1またはX=2。X=1になる場合を除く。 X=2の場合がC=x2x3は整数なので、B=x1x2整数になる必要がある。 A=x1が整数でない、B=x1x2が整数でない,C=x2x3整数でない場合。 全体からX=3、AとBだけが整数の場合(X=2)、BとCだけが整数の場合(X=2)AとCだけが整数となる場合を除きます。
X=2は4+8+4+4+8+4=36 2168+21636=21644