与えられた3つの2次関数について、グラフを描き、軸と頂点を求める問題です。 (1) $y = (x-1)^2$ (2) $y = (x+3)^2$ (3) $y = -3(x-2)^2$

代数学二次関数グラフ頂点放物線
2025/8/8

1. 問題の内容

与えられた3つの2次関数について、グラフを描き、軸と頂点を求める問題です。
(1) y=(x1)2y = (x-1)^2
(2) y=(x+3)2y = (x+3)^2
(3) y=3(x2)2y = -3(x-2)^2

2. 解き方の手順

2次関数 y=a(xp)2+qy=a(x-p)^2+q のグラフは、頂点が (p,q)(p, q) であり、軸が x=px=p である放物線になります。
(1) y=(x1)2y = (x-1)^2 は、頂点が (1,0)(1, 0) であり、軸が x=1x=1 である上に凸の放物線です。x2x^2 の係数が1なので、y=x2y=x^2 をx軸方向に1だけ平行移動したグラフになります。
(2) y=(x+3)2y = (x+3)^2 は、y=(x(3))2y = (x - (-3))^2 と変形できるので、頂点が (3,0)(-3, 0) であり、軸が x=3x=-3 である上に凸の放物線です。x2x^2 の係数が1なので、y=x2y=x^2 をx軸方向に-3だけ平行移動したグラフになります。
(3) y=3(x2)2y = -3(x-2)^2 は、頂点が (2,0)(2, 0) であり、軸が x=2x=2 である下に凸の放物線です。y=3x2y=-3x^2 をx軸方向に2だけ平行移動したグラフになります。x2x^2の係数が -3 なので、y=x2y=x^2のグラフをy軸方向に-3倍した(上下反転させ、y軸方向に3倍に拡大した)グラフをx軸方向に2だけ平行移動したグラフです。

3. 最終的な答え

(1) グラフ: 頂点 (1, 0), 軸: x = 1
(2) グラフ: 頂点 (-3, 0), 軸: x = -3
(3) グラフ: 頂点 (2, 0), 軸: x = 2

「代数学」の関連問題

与えられた関数 $y = (x-3)^2$ を展開して、標準形 $y = ax^2 + bx + c$ の形で表す問題です。

二次関数展開標準形
2025/8/8

与えられた2次関数 $y = 2x^2 - 4x + 5$ の最小値と、区間 $-3 \le x \le -1$ における最小値を求める問題です。

二次関数最小値平方完成グラフ
2025/8/8

$x = \frac{\sqrt{30}}{\sqrt{6} + \sqrt{5}}$, $y = \frac{\sqrt{30}}{\sqrt{6} - \sqrt{5}}$のとき、$x+y$と$x...

式の計算有理化平方根展開代入
2025/8/8

次の式を計算します。 $\frac{1}{2}(4x-14) - \frac{3}{5}(5x-15)$

一次式計算展開分配法則
2025/8/8

$\frac{1}{2}(4x-14) - \frac{3}{5}(5x-15)$ を計算する問題です。

式の計算一次式分配法則同類項
2025/8/8

与えられた関数 $y = (x-3)^2$ を展開し、標準形($y = ax^2 + bx + c$ の形)に変換してください。

二次関数展開標準形二項の平方
2025/8/8

与えられた2次関数の式は $y = \frac{1}{4}x^2 - 3$ です。この式について、解くべき具体的な内容が示されていません。したがって、ここではこの2次関数の特徴をいくつか調べることにし...

二次関数放物線頂点y切片グラフ
2025/8/8

$\tan \alpha = -\frac{\sqrt{5}}{2}$ のとき、$\tan 2\alpha$ の値を求めよ。

三角関数倍角の公式tan計算
2025/8/8

数列 $\{a_n\}$ の初項から第 $n$ 項までの和 $S_n$ が $S_n = 3n^2 - 4n$ で与えられているとき、数列 $\{a_n\}$ の一般項 $a_n$ を求める問題です。

数列漸化式一般項
2025/8/8

数列 $\{a_n\}$ の一般項を求める問題です。与えられた数列は $2, 4, 7, 11, 16, \dots$ です。階差数列が等差数列になっていることから、元の数列は2階差数列であると考えら...

数列階差数列等差数列一般項
2025/8/8