正方形の紙の四隅から一辺が4cmの正方形を切り取り、蓋のない直方体の容器を作ったところ、その容積が196cm³になった。 (1) 元の正方形の一辺の長さを $x$ cmとするとき、直方体の底面の一辺の長さを $x$ を使って表す。 (2) 元の正方形の一辺の長さを求める。

代数学二次方程式体積文章問題
2025/8/8

1. 問題の内容

正方形の紙の四隅から一辺が4cmの正方形を切り取り、蓋のない直方体の容器を作ったところ、その容積が196cm³になった。
(1) 元の正方形の一辺の長さを xx cmとするとき、直方体の底面の一辺の長さを xx を使って表す。
(2) 元の正方形の一辺の長さを求める。

2. 解き方の手順

(1) 直方体の底面の一辺の長さは、元の正方形の一辺の長さ xx から、両端の4cmずつを引いたものになる。したがって、直方体の底面の一辺の長さは x44=x8x - 4 - 4 = x - 8 cmとなる。
(2) 直方体の容積は、底面積 ×\times 高さで求められる。底面は一辺が x8x-8 cmの正方形なので、底面積は (x8)2(x-8)^2 cm²。高さは切り取った正方形の一辺の長さである4cm。したがって、直方体の容積は 4(x8)24(x-8)^2 cm³と表せる。問題文より、容積は196cm³なので、以下の方程式が成り立つ。
4(x8)2=1964(x-8)^2 = 196
(x8)2=1964(x-8)^2 = \frac{196}{4}
(x8)2=49(x-8)^2 = 49
x8=±49x-8 = \pm \sqrt{49}
x8=±7x-8 = \pm 7
x=8±7x = 8 \pm 7
x=15x = 15 または x=1x = 1
xx は正方形の一辺の長さなので、x>8x>8 でないといけない。したがって、x=15x = 15

3. 最終的な答え

(1) x8x-8 cm
(2) 15 cm

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