3つの直線、$2x + 5y - 3 = 0$、$3x - 2y + 1 = 0$、$x - ay + 1 = 0$ が一点で交わるような定数 $a$ の値を求める。

代数学連立方程式直線の交点線形代数
2025/8/8

1. 問題の内容

3つの直線、2x+5y3=02x + 5y - 3 = 03x2y+1=03x - 2y + 1 = 0xay+1=0x - ay + 1 = 0 が一点で交わるような定数 aa の値を求める。

2. 解き方の手順

まず、2x+5y3=02x + 5y - 3 = 03x2y+1=03x - 2y + 1 = 0 の交点を求める。
これらの2つの式を連立させて xxyy の値を求める。
まず、最初の式を2倍、次の式を5倍して、yy の係数を揃える。
4x+10y6=04x + 10y - 6 = 0
15x10y+5=015x - 10y + 5 = 0
この2式を足し合わせると
19x1=019x - 1 = 0
x=119x = \frac{1}{19}
xx の値を 2x+5y3=02x + 5y - 3 = 0 に代入する。
2(119)+5y3=02(\frac{1}{19}) + 5y - 3 = 0
219+5y=3\frac{2}{19} + 5y = 3
5y=3219=5719219=55195y = 3 - \frac{2}{19} = \frac{57}{19} - \frac{2}{19} = \frac{55}{19}
y=1119y = \frac{11}{19}
したがって、2直線の交点は (119,1119)(\frac{1}{19}, \frac{11}{19}) である。
この交点は、xay+1=0x - ay + 1 = 0 上にもなければならないので、代入する。
119a(1119)+1=0\frac{1}{19} - a(\frac{11}{19}) + 1 = 0
111a+19=01 - 11a + 19 = 0
11a=20-11a = -20
a=2011a = \frac{20}{11}

3. 最終的な答え

a=2011a = \frac{20}{11}

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