1から8までの数字が書かれた赤いカードと青いカードがそれぞれ8枚ずつ、合計16枚ある。この中から2枚を引くとき、少なくとも1枚が赤いカードである確率を求める。

確率論・統計学確率組み合わせ事象
2025/8/8

1. 問題の内容

1から8までの数字が書かれた赤いカードと青いカードがそれぞれ8枚ずつ、合計16枚ある。この中から2枚を引くとき、少なくとも1枚が赤いカードである確率を求める。

2. 解き方の手順

少なくとも1枚が赤いカードである確率は、1から「2枚とも青いカードである確率」を引くことで求められます。
まず、16枚のカードから2枚を引く場合の総数を計算します。これは組み合わせで表され、16C2_{16}C_2 で計算できます。
16C2=16!2!(162)!=16!2!14!=16×152×1=8×15=120_{16}C_2 = \frac{16!}{2!(16-2)!} = \frac{16!}{2!14!} = \frac{16 \times 15}{2 \times 1} = 8 \times 15 = 120
次に、2枚とも青いカードである場合の数を計算します。8枚の青いカードから2枚を選ぶ組み合わせなので、8C2_{8}C_2 で計算できます。
8C2=8!2!(82)!=8!2!6!=8×72×1=4×7=28_{8}C_2 = \frac{8!}{2!(8-2)!} = \frac{8!}{2!6!} = \frac{8 \times 7}{2 \times 1} = 4 \times 7 = 28
したがって、2枚とも青いカードである確率は 28120\frac{28}{120} です。
少なくとも1枚が赤いカードである確率は、
128120=12028120=921201 - \frac{28}{120} = \frac{120 - 28}{120} = \frac{92}{120}
これを約分すると、
92120=4×234×30=2330\frac{92}{120} = \frac{4 \times 23}{4 \times 30} = \frac{23}{30}

3. 最終的な答え

2330\frac{23}{30}

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