問題は、座標平面上に与えられた2つの関数 $y = \frac{1}{2}x$ と $y = -x + 15$ の交点Pの座標を求めること、および正方形ABCDの面積を求めることです。ただし、正方形の頂点A,Bはy軸上にあり、Cは $y = \frac{1}{2}x$ 上にあり、Dは $y = -x + 15$ 上にあります。また、Dのy座標はCのy座標よりも大きいとします。座標の1目盛りは1cmとします。
2025/4/6
1. 問題の内容
問題は、座標平面上に与えられた2つの関数 と の交点Pの座標を求めること、および正方形ABCDの面積を求めることです。ただし、正方形の頂点A,Bはy軸上にあり、Cは 上にあり、Dは 上にあります。また、Dのy座標はCのy座標よりも大きいとします。座標の1目盛りは1cmとします。
2. 解き方の手順
(1) 点Pの座標を求める
点Pは と の交点なので、これらの方程式を連立させて解きます。
よって、点Pの座標は(10, 5)です。
(2) 正方形ABCDの面積を求める
点Cは 上にあるので、Cの座標を とおきます。
点Dは 上にあるので、Dの座標を とおきます。
正方形ABCDの一辺の長さは です。
は 軸上の点AからDまでの距離なので、 =
は点Cと点Dの 座標の差なので、
ABはy軸に平行でCDに垂直なので、ABとCDは直交します。
AとBはy軸上にあり、正方形なので、 です。また、なので、
CとDのx座標は等しく、ADはx軸に平行なので、
したがって より、 .
よって、 または .
のとき、 より .
のとき、 より .
Dのy座標はCのy座標より大きいので、.
のとき、、つまり であり、条件を満たします。
のとき、、つまり となり、条件を満たしません。
したがって、 です。
正方形の一辺の長さは6cmなので、面積は cm。
3. 最終的な答え
(1) 点Pの座標: (10, 5)
(2) 正方形ABCDの面積: 36 cm