1つのサイコロを3回投げるとき、5以上の目がちょうど2回だけ出る確率を $\frac{a}{9}$ と表す。このとき、$a$ の値を求める。

確率論・統計学確率二項分布条件付き確率
2025/8/8
## Q3

1. 問題の内容

1つのサイコロを3回投げるとき、5以上の目がちょうど2回だけ出る確率を a9\frac{a}{9} と表す。このとき、aa の値を求める。

2. 解き方の手順

* 5以上の目が出る確率:26=13\frac{2}{6} = \frac{1}{3}
* 5以上の目が出ない確率:46=23\frac{4}{6} = \frac{2}{3}
3回中2回だけ5以上の目が出る確率は、二項分布に従う。
したがって、確率は以下の式で計算できる。
3C2×(13)2×(23)1_{3}C_{2} \times (\frac{1}{3})^{2} \times (\frac{2}{3})^{1}
= 3×19×233 \times \frac{1}{9} \times \frac{2}{3}
= 627=29\frac{6}{27} = \frac{2}{9}
したがって、a9=29\frac{a}{9} = \frac{2}{9} より、a=2a = 2

3. 最終的な答え

2
## Q4

1. 問題の内容

8本のくじの中に当たりくじが2本ある。引いたくじを元に戻してから次のくじを引くとき、4回くじを引いて3回当たる確率を a64\frac{a}{64} と表す。このとき、aa の値を求める。

2. 解き方の手順

当たりくじを引く確率は 28=14\frac{2}{8} = \frac{1}{4} である。
はずれくじを引く確率は 68=34\frac{6}{8} = \frac{3}{4} である。
4回引いて3回当たる確率は、二項分布に従う。
したがって、確率は以下の式で計算できる。
4C3×(14)3×(34)1_{4}C_{3} \times (\frac{1}{4})^{3} \times (\frac{3}{4})^{1}
= 4×164×344 \times \frac{1}{64} \times \frac{3}{4}
= 12256=364\frac{12}{256} = \frac{3}{64}
したがって、a64=364\frac{a}{64} = \frac{3}{64} より、a=3a = 3

3. 最終的な答え

3
## Q5

1. 問題の内容

赤球2個と白球3個の合計5個の球が入っている袋から、1個ずつ続けて2個の球を取り出す。1個目に赤球を取り出す事象をAとするとき、P(A)=a5P(A) = \frac{a}{5} である。このとき、aa の値を求める。

2. 解き方の手順

1個目に赤球を取り出す確率は、 25\frac{2}{5} である。
したがって、 P(A)=25=a5P(A) = \frac{2}{5} = \frac{a}{5} より、a=2a = 2

3. 最終的な答え

2
## Q6

1. 問題の内容

赤球2個と白球3個の合計5個の球が入っている袋から、1個ずつ続けて2個の球を取り出す。1個目に赤球を取り出す事象をA、2個目に赤球を取り出す事象をBとするとき、PA(B)=1aP_{A}(B) = \frac{1}{a} である。このとき、aa の値を求める。

2. 解き方の手順

PA(B)P_{A}(B) は、1個目に赤球を取り出したという条件のもとで、2個目に赤球を取り出す確率を表す。
1個目に赤球を取り出したとき、袋の中には赤球1個と白球3個の合計4個の球が残っている。
したがって、2個目に赤球を取り出す確率は 14\frac{1}{4} である。
PA(B)=14=1aP_{A}(B) = \frac{1}{4} = \frac{1}{a} より、a=4a = 4

3. 最終的な答え

4

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