十の位の数と一の位の数の和が12である2桁の自然数があります。この自然数の十の位の数と一の位の数を入れ替えた数は、もとの自然数より18大きいです。この2桁の自然数を求めなさい。
2025/8/9
## 問題1
1. 問題の内容
十の位の数と一の位の数の和が12である2桁の自然数があります。この自然数の十の位の数と一の位の数を入れ替えた数は、もとの自然数より18大きいです。この2桁の自然数を求めなさい。
2. 解き方の手順
* 2桁の自然数の十の位の数を 、一の位の数を とします。
* 問題文より、 という式が成り立ちます。
* また、入れ替える前の自然数は 、入れ替えた後の自然数は です。
* 入れ替えた後の自然数はもとの自然数より18大きいので、 という式が成り立ちます。
* この2つの式から と を求めます。
まず、 を整理します。
次に、 と の連立方程式を解きます。
2つの式を足し合わせると、 となるので、 です。
に を代入すると、 となるので、 です。
したがって、求める2桁の自然数は です。
3. 最終的な答え
57
## 問題2
1. 問題の内容
A君は29km離れた場所へ行くのに、はじめは時速4kmで歩き、途中から時速9kmで走ったところ、3時間半で目的地に着きました。A君が走った距離を求めなさい。
2. 解き方の手順
* A君が歩いた距離を km、走った距離を kmとします。
* 問題文より、 という式が成り立ちます。
* 歩いた時間は 時間、走った時間は 時間です。
* 合計で3.5時間かかったので、 という式が成り立ちます。
* この2つの式から と を求めます。
より、
これを に代入すると、
両辺を36倍すると
より、
したがって、A君が走った距離は 27kmです。
3. 最終的な答え
27 km
## 問題3
1. 問題の内容
6%の食塩水と、4%の食塩水を混ぜて、4.8%の食塩水を500g作りたい。それぞれの食塩水を何gずつ混ぜたらよいか求めなさい。
2. 解き方の手順
* 6%の食塩水を g、4%の食塩水を g混ぜるとします。
* という式が成り立ちます。
* 6%の食塩水に含まれる食塩の量は g、4%の食塩水に含まれる食塩の量は gです。
* 4.8%の食塩水500gに含まれる食塩の量は gです。
* したがって、 という式が成り立ちます。
* この2つの式から と を求めます。
より、
これを に代入すると、
より、
したがって、6%の食塩水は200g、4%の食塩水は300g混ぜればよいです。
3. 最終的な答え
6%の食塩水:200 g、4%の食塩水:300 g