台形ABCDがあり、AD//BC, ∠ABC=90°, AB=6cm, AD=8cm, BC=12cmである。点PはAからAD上を毎秒1cmで動き、点QはCからCB上を毎秒2cmで往復する。PとQが同時に出発してからx秒後の四角形ABQPの面積をy cm$^2$とする。 問1: x=5のときのyの値を求める。 問2: $6 \le x \le 8$のとき、yをxの式で表す。

幾何学図形台形面積二次関数速さ方程式
2025/8/9

1. 問題の内容

台形ABCDがあり、AD//BC, ∠ABC=90°, AB=6cm, AD=8cm, BC=12cmである。点PはAからAD上を毎秒1cmで動き、点QはCからCB上を毎秒2cmで往復する。PとQが同時に出発してからx秒後の四角形ABQPの面積をy cm2^2とする。
問1: x=5のときのyの値を求める。
問2: 6x86 \le x \le 8のとき、yをxの式で表す。

2. 解き方の手順

問1:
5秒後のPの位置は、Aから5cmの地点。QはCから2cm/秒 * 5秒 = 10cm移動した地点にある。
台形ABQPの面積は、上底AP + 下底BQ = 5cm + 10cm = 15cm。高さはAB = 6cm。
面積yは y=(15×6)/2=45cm2y = (15 \times 6) / 2 = 45 cm^2
問2:
6x86 \le x \le 8のとき、点Qは辺BC上を往復し、B点からC点に向かっている。
Qが点Cを出発してから6秒で、点Bに到着する。(12cm / 2cm/秒 = 6秒)
そのため、6秒から8秒の間、点QはBCの中間地点から点Cへ向かっていることになる。
QがBからCに向かって進んでいるとき、BCからの距離は 2x - 12。
四角形ABQPの面積は台形となる。
AP = 8 cm (PはDに到着している)
BQ = 12 - (2x-12) = 24 - 2x (cm)
四角形ABQPの面積yは
y=((8+(242x))×6)/2y = ((8 + (24-2x)) \times 6) / 2
y=((322x)×6)/2y = ((32-2x) \times 6) / 2
y=(19212x)/2y = (192 - 12x) / 2
y=966xy = 96 - 6x
y=6x+96y = -6x + 96

3. 最終的な答え

問1: 45 cm2^2
問2: y=6x+96y = -6x + 96

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