一つ目は、二次方程式 $x^2 + ax - 15 = 0$ の解の一つが5であるとき、$a$ の値ともう一つの解を求める問題です。 二つ目は、二次方程式 $x^2 + ax + b = 0$ の解が -5 と 6 のとき、$a$ と $b$ の値をそれぞれ求める問題です。

代数学二次方程式因数分解
2025/4/6

1. 問題の内容

一つ目は、二次方程式 x2+ax15=0x^2 + ax - 15 = 0 の解の一つが5であるとき、aa の値ともう一つの解を求める問題です。
二つ目は、二次方程式 x2+ax+b=0x^2 + ax + b = 0 の解が -5 と 6 のとき、aabb の値をそれぞれ求める問題です。

2. 解き方の手順

一つ目の問題:
* 解の一つが5であるので、x=5x = 5 を方程式に代入します。
52+5a15=05^2 + 5a - 15 = 0
25+5a15=025 + 5a - 15 = 0
5a+10=05a + 10 = 0
5a=105a = -10
a=2a = -2
* a=2a = -2 を元の式に代入します。
x22x15=0x^2 - 2x - 15 = 0
* 二次方程式を解きます。因数分解すると
(x5)(x+3)=0(x - 5)(x + 3) = 0
したがって、x=5,3x = 5, -3 となります。
もう一つの解は x=3x = -3 です。
二つ目の問題:
* 解が -5 と 6 であるとき、二次方程式は (x+5)(x6)=0(x + 5)(x - 6) = 0 と書けます。
* これを展開すると
x26x+5x30=0x^2 - 6x + 5x - 30 = 0
x2x30=0x^2 - x - 30 = 0
* 元の式 x2+ax+b=0x^2 + ax + b = 0 と比較すると、a=1a = -1b=30b = -30 となります。

3. 最終的な答え

一つ目の問題:
a=2a = -2
もう一つの解 x=3x = -3
二つ目の問題:
a=1a = -1
b=30b = -30

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