直線 $y = x + 3$, $y = -x + 9$ と $x$軸との交点をそれぞれ $A$, $B$ とし、直線 $y = x + 3$ と $y = -x + 9$ の交点を $C$ とする。原点 $O$ を通り、三角形 $ABC$ の面積を2等分する直線 $l$ の式を求める。
2025/8/9
1. 問題の内容
直線 , と 軸との交点をそれぞれ , とし、直線 と の交点を とする。原点 を通り、三角形 の面積を2等分する直線 の式を求める。
2. 解き方の手順
まず、点 , , の座標を求める。
点 は直線 と 軸の交点なので、 を代入して、 より 。よって、。
点 は直線 と 軸の交点なので、 を代入して、 より 。よって、。
点 は直線 と の交点なので、連立方程式を解く。
より なので 。 に代入して 。よって、。
次に、三角形 の面積を求める。
を底辺とすると、底辺の長さは 。高さは点 の 座標なので 。
よって、三角形 の面積は 。
直線 は原点 を通り、三角形 の面積を2等分するので、直線 と線分 の交点を とすると、三角形 の面積は となる。
点 の座標を とすると、三角形 の面積は なので、
。
。
点 は直線 上にあるので、 より 。
よって、。
直線 は原点 と点 を通るので、傾きは 。
よって、直線 の式は 。