$x$軸上の点$(5, 0)$を通り、平行四辺形OABCの面積を2等分する直線$l$の式を求める。ただし、平行四辺形の頂点の座標はO$(0,0)$、A$(-4,-2)$、B$(-2,6)$である。

幾何学幾何平面図形平行四辺形直線面積
2025/8/9

1. 問題の内容

xx軸上の点(5,0)(5, 0)を通り、平行四辺形OABCの面積を2等分する直線llの式を求める。ただし、平行四辺形の頂点の座標はO(0,0)(0,0)、A(4,2)(-4,-2)、B(2,6)(-2,6)である。

2. 解き方の手順

平行四辺形の面積を二等分する直線は、平行四辺形の対角線の交点を通る。
まず、点Cの座標を求める。平行四辺形の性質から、OC=OA+OB\vec{OC} = \vec{OA} + \vec{OB}である。
OA=(4,2)\vec{OA} = (-4, -2)OB=(2,6)\vec{OB} = (-2, 6)なので、OC=(42,2+6)=(6,4)\vec{OC} = (-4-2, -2+6) = (-6, 4)
よって、点Cの座標は(6,4)(-6, 4)である。
次に、平行四辺形の対角線OCの中点Mの座標を求める。
点Mの座標は(0+(6)2,0+42)=(3,2)(\frac{0 + (-6)}{2}, \frac{0+4}{2}) = (-3, 2)である。
直線llは点(5,0)(5,0)と点M(3,2)(-3, 2)を通るので、この2点を通る直線の式を求める。
直線の傾きaaは、
a=2035=28=14a = \frac{2-0}{-3-5} = \frac{2}{-8} = -\frac{1}{4}
よって、直線の式はy=14x+by = -\frac{1}{4}x + bと表せる。
この直線が点(5,0)(5, 0)を通るので、
0=14(5)+b0 = -\frac{1}{4}(5) + b
b=54b = \frac{5}{4}
したがって、直線llの式はy=14x+54y = -\frac{1}{4}x + \frac{5}{4}である。

3. 最終的な答え

y=14x+54y = -\frac{1}{4}x + \frac{5}{4}

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