写真に写っている連立方程式の問題を解く。具体的には、以下の2つの問題に答える。 (1) 連立方程式 $\begin{cases} 2x+ay=1 \\ 5x+y=3 \end{cases}$ と $\begin{cases} x-2y=5 \\ 3x+by=4 \end{cases}$ の解が同じであるとき、連立方程式の解$(x, y)$を求める。 (2) (1)の条件下で、$a$と$b$の値を求める。

代数学連立方程式代入法方程式の解
2025/8/10

1. 問題の内容

写真に写っている連立方程式の問題を解く。具体的には、以下の2つの問題に答える。
(1) 連立方程式 {2x+ay=15x+y=3\begin{cases} 2x+ay=1 \\ 5x+y=3 \end{cases}{x2y=53x+by=4\begin{cases} x-2y=5 \\ 3x+by=4 \end{cases} の解が同じであるとき、連立方程式の解(x,y)(x, y)を求める。
(2) (1)の条件下で、aabbの値を求める。

2. 解き方の手順

(1) まず、解が求められる連立方程式 {5x+y=3x2y=5\begin{cases} 5x+y=3 \\ x-2y=5 \end{cases} を解く。
1つ目の式から y=35xy = 3 - 5x を得る。これを2つ目の式に代入すると、
x2(35x)=5x - 2(3 - 5x) = 5
x6+10x=5x - 6 + 10x = 5
11x=1111x = 11
x=1x = 1
x=1x = 1y=35xy = 3 - 5x に代入すると、
y=35(1)=2y = 3 - 5(1) = -2
したがって、連立方程式の解は (x,y)=(1,2)(x, y) = (1, -2)である。
(2) aabbの値を求める。
x=1x = 1, y=2y = -22x+ay=12x+ay=1 に代入すると、
2(1)+a(2)=12(1) + a(-2) = 1
22a=12 - 2a = 1
2a=1-2a = -1
a=12a = \frac{1}{2}
x=1x = 1, y=2y = -23x+by=43x+by=4 に代入すると、
3(1)+b(2)=43(1) + b(-2) = 4
32b=43 - 2b = 4
2b=1-2b = 1
b=12b = -\frac{1}{2}

3. 最終的な答え

(1) (x,y)=(1,2)(x, y) = (1, -2)
(2) a=12,b=12a = \frac{1}{2}, b = -\frac{1}{2}

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