2次不等式 $x^2 + 6x + k > 0$ の解がすべての実数となるような定数 $k$ の値の範囲を求める問題です。

代数学二次不等式判別式不等式
2025/8/10

1. 問題の内容

2次不等式 x2+6x+k>0x^2 + 6x + k > 0 の解がすべての実数となるような定数 kk の値の範囲を求める問題です。

2. 解き方の手順

2次不等式 x2+6x+k>0x^2 + 6x + k > 0 の解がすべての実数となるためには、2次関数 y=x2+6x+ky = x^2 + 6x + k のグラフが常に xx 軸より上にある必要があります。つまり、この2次関数が xx 軸と交わらない条件を求めれば良いです。
これは、2次方程式 x2+6x+k=0x^2 + 6x + k = 0 が実数解を持たないことと同値です。
2次方程式 x2+6x+k=0x^2 + 6x + k = 0 の判別式を DD とすると、
D=6241k=364kD = 6^2 - 4 \cdot 1 \cdot k = 36 - 4k
2次方程式が実数解を持たない条件は D<0D < 0 なので、
364k<036 - 4k < 0
4k>364k > 36
k>9k > 9

3. 最終的な答え

k>9k > 9

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