問題4:大人2人と子供5人が1列に並ぶとき、以下の並び方は何通りあるか。 (1) 大人2人が隣り合う。 (2) 両端に子供が来る。 問題5:先生2人と生徒6人が円形のテーブルに向かって座るとき、以下の問いに答えよ。 (1) 座り方は全部で何通りあるか。 (2) 先生2人が隣り合う座り方は何通りあるか。 (3) 先生2人が向かい合う座り方は何通りあるか。

確率論・統計学順列円順列場合の数組み合わせ
2025/8/10

1. 問題の内容

問題4:大人2人と子供5人が1列に並ぶとき、以下の並び方は何通りあるか。
(1) 大人2人が隣り合う。
(2) 両端に子供が来る。
問題5:先生2人と生徒6人が円形のテーブルに向かって座るとき、以下の問いに答えよ。
(1) 座り方は全部で何通りあるか。
(2) 先生2人が隣り合う座り方は何通りあるか。
(3) 先生2人が向かい合う座り方は何通りあるか。

2. 解き方の手順

問題4
(1) 大人2人が隣り合う場合:
大人2人をひとまとめにして1人と考える。すると、1人(大人2人)+子供5人=6人を並べることになるので、並べ方は 6!6! 通り。さらに、大人2人の並び順が2通りあるので、全体では 6!×2=720×2=14406! \times 2 = 720 \times 2 = 1440 通り。
(2) 両端に子供が来る場合:
まず、両端に座る子供の選び方は 5×4=205 \times 4 = 20 通り。次に、残りの5人(大人2人、子供3人)の並べ方は 5!=1205! = 120 通り。よって、全体では 20×120=240020 \times 120 = 2400 通り。
問題5
(1) 座り方全部:
円順列なので、全体で8人が座る場合、(81)!=7!=5040(8-1)! = 7! = 5040 通り。
(2) 先生2人が隣り合う場合:
先生2人をひとまとめにして1人と考える。すると、1人(先生2人)+生徒6人=7人が円形のテーブルに座ることになるので、並べ方は (71)!=6!=720(7-1)! = 6! = 720 通り。さらに、先生2人の並び順が2通りあるので、全体では 6!×2=720×2=14406! \times 2 = 720 \times 2 = 1440 通り。
(3) 先生2人が向かい合う場合:
まず、先生Aをどこかの席に固定する。すると、先生Bの席は向かい側に決まるので、1通り。残りの6人の生徒を、残りの6席に座らせるので、6!=7206! = 720 通り。

3. 最終的な答え

問題4
(1) 1440通り
(2) 2400通り
問題5
(1) 5040通り
(2) 1440通り
(3) 720通り

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