1. 問題の内容
1000人の生徒が受けた数学のテストの成績が、平均48点、標準偏差15点の正規分布に従うとき、78点以上の生徒の人数を求める問題です。
2. 解き方の手順
まず、78点が平均からどれだけ離れているかを標準偏差で測るために、標準化を行います。標準化された値 は、以下の式で計算できます。
ここで、 は得点(78点)、 は平均(48点)、 は標準偏差(15点)です。
したがって、78点は平均から標準偏差2つ分離れていることになります。
次に、標準正規分布表または計算ツールを用いて、 よりも大きい値を取る確率を求めます。この確率は、78点以上の生徒の割合を示します。一般的に、標準正規分布表から、 となります。
最後に、1000人の生徒のうち、この割合に相当する人数を計算します。
人数は整数でなければならないので、最も近い整数に丸めます。
3. 最終的な答え
約23人