問題13:大人3人(A, B, C)と子供3人(D, E, F)の合計6人が1列に並ぶとき、以下の確率を求める。 (1) 子供3人が続いて並ぶ確率 (2) 大人のうち2人が両端に来る確率

確率論・統計学確率順列組み合わせ
2025/8/10

1. 問題の内容

問題13:大人3人(A, B, C)と子供3人(D, E, F)の合計6人が1列に並ぶとき、以下の確率を求める。
(1) 子供3人が続いて並ぶ確率
(2) 大人のうち2人が両端に来る確率

2. 解き方の手順

(1) 子供3人が続いて並ぶ確率
* 6人の並び方の総数は 6!=7206! = 720 通り。
* 子供3人をまとめて1つのグループと考えると、大人3人と合わせて4つのグループの並び方を考える。この並び方は 4!=244! = 24 通り。
* 子供3人のグループ内での並び方は 3!=63! = 6 通り。
* したがって、子供3人が続いて並ぶ並び方は 4!×3!=24×6=1444! \times 3! = 24 \times 6 = 144 通り。
* 求める確率は 144720=15\frac{144}{720} = \frac{1}{5}
(2) 大人のうち2人が両端に来る確率
* 6人の並び方の総数は 6!=7206! = 720 通り。
* 両端に来る大人2人の選び方は 3P2=3×2=6{}_3P_2 = 3 \times 2 = 6 通り。
* 残りの4人の並び方は 4!=244! = 24 通り。
* したがって、大人のうち2人が両端に来る並び方は 3P2×4!=6×24=144{}_3P_2 \times 4! = 6 \times 24 = 144 通り。
* 求める確率は 144720=15\frac{144}{720} = \frac{1}{5}

3. 最終的な答え

(1) 子供3人が続いて並ぶ確率: 15\frac{1}{5}
(2) 大人のうち2人が両端に来る確率: 15\frac{1}{5}

「確率論・統計学」の関連問題

ある選挙の調査で、900人の有権者から無作為抽出したところ、候補者Aの支持者が90人いた。候補者Aの支持者の母比率 $p$ に対して、信頼度95%の信頼区間を求める。

信頼区間母比率標本比率統計的推測
2025/8/10

母標準偏差が1の母集団から、大きさ $n$ の無作為標本を復元抽出する。このとき、標本平均 $\overline{X}$ の標準偏差が $\frac{2}{7}$ 以下になるような $n$ の最小値を...

標本平均標準偏差母集団標本サイズ不等式
2025/8/10

ある学校の生徒の血液型は、10人中3人の割合でO型である。任意に選んだ5人の生徒のうちO型の生徒の人数を$X$とするとき、$X$の期待値と分散を求めよ。

確率分布二項分布期待値分散統計
2025/8/10

確率変数 $X$ の期待値 $E[X] = 1$、分散 $V[X] = 5$、確率変数 $Y$ の期待値 $E[Y] = 2$、分散 $V[Y] = 4$ とする。$X$ と $Y$ は互いに独立であ...

分散期待値確率変数独立確率
2025/8/10

確率変数 $X$ の期待値が3、確率変数 $Y$ の期待値が-1であり、$X$ と $Y$ が互いに独立であるとき、確率変数 $XY$ の期待値を求める問題です。

期待値確率変数独立
2025/8/10

確率変数 $X$ の期待値 $E[X] = 2$、分散 $V[X] = 2$、確率変数 $Y$ の期待値 $E[Y] = 1$、分散 $V[Y] = 5$ が与えられており、$X$ と $Y$ は互い...

期待値分散確率変数線形性独立
2025/8/10

10本のくじの中に当たりくじが3本ある。AとBが順番に1本ずつ、引いたくじを元に戻さずに引く。Aが引いた当たりくじの本数を $X$、Bが引いた当たりくじの本数を $Y$ とするとき、$X + 2Y$ ...

期待値確率確率変数条件付き確率
2025/8/10

確率変数 $X$ の期待値 $E[X]$ が1、分散 $V[X]$ が5であり、確率変数 $Y$ の期待値 $E[Y]$ が2、分散 $V[Y]$ が4である。$X$ と $Y$ が互いに独立であると...

期待値分散確率変数線形性独立
2025/8/10

2択で解答する6つの問題に対し、でたらめに選択肢を選んだときの正解数を$X$とする。このとき、$X$の期待値と分散を求めよ。

確率期待値分散二項分布
2025/8/10

1000人の生徒が受けた数学のテストの成績が、平均48点、標準偏差15点の正規分布に従うとき、78点以上の生徒の人数を求める問題です。

正規分布標準偏差確率統計標準化
2025/8/10