3個のサイコロを同時に投げるとき、3つの目の積が3の倍数になる確率を求めます。

確率論・統計学確率サイコロ余事象
2025/8/10

1. 問題の内容

3個のサイコロを同時に投げるとき、3つの目の積が3の倍数になる確率を求めます。

2. 解き方の手順

3つの目の積が3の倍数になるのは、少なくとも1つのサイコロの目が3の倍数(3または6)である場合です。
余事象を考えます。つまり、3つの目の積が3の倍数にならない(3の倍数である目が出ない)確率を求め、それを1から引けば、求める確率が得られます。
1つのサイコロを振ったとき、3の倍数でない目が出る確率は、4/6=2/34/6 = 2/3 です。
3つのサイコロを振って、すべて3の倍数でない目が出る確率は、(2/3)×(2/3)×(2/3)=8/27 (2/3) \times (2/3) \times (2/3) = 8/27 です。
したがって、少なくとも1つのサイコロの目が3の倍数である確率は、
18/27=19/271 - 8/27 = 19/27 です。

3. 最終的な答え

求める確率は 19/2719/27 です。

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