長方形ABCDがあり、$AB=8$cm, $BC=12$cmである。頂点Bが辺ADの中点Mと重なるように折り曲げたとき、線分FMの長さを求める。

幾何学長方形折り返し三平方の定理相似
2025/4/6

1. 問題の内容

長方形ABCDがあり、AB=8AB=8cm, BC=12BC=12cmである。頂点Bが辺ADの中点Mと重なるように折り曲げたとき、線分FMの長さを求める。

2. 解き方の手順

まず、長方形ABCDの辺の長さを確認する。AB=CD=8AB = CD = 8 cm、BC=AD=12BC = AD = 12 cmである。
MはADの中点なので、AM=MD=AD/2=12/2=6AM = MD = AD/2 = 12/2 = 6 cmとなる。
折り曲げたので、MB=MM=BEMB = MM = BEである。
ABM\triangle ABMで三平方の定理より、
BM2=AB2+AM2BM^2 = AB^2 + AM^2
BM2=82+62=64+36=100BM^2 = 8^2 + 6^2 = 64 + 36 = 100
BM=10BM = 10 cm
よって、MB=ME=10MB = ME = 10 cmとなる。
AF=xAF = xとすると、MF=BF=8xMF = BF = 8 - x
AMF\triangle AMFで三平方の定理より、
AF2+AM2=MF2AF^2 + AM^2 = MF^2
x2+62=(8x)2x^2 + 6^2 = (8 - x)^2
x2+36=6416x+x2x^2 + 36 = 64 - 16x + x^2
16x=6436=2816x = 64 - 36 = 28
x=28/16=7/4x = 28/16 = 7/4
したがって、AF=7/4AF = 7/4 cm。
MF=8x=87/4=(327)/4=25/4MF = 8 - x = 8 - 7/4 = (32 - 7)/4 = 25/4 cm。
よって、FM=25/4FM = 25/4 cm

3. 最終的な答え

FM = 254\frac{25}{4} cm

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