$a, b$ は異なる正の数である。$a, x, y, b$ が等差数列、$a, u, v, b$ が等比数列をなすとき、$x+y$ と $u+v$ の大小を比較する。
2025/8/10
1. 問題の内容
は異なる正の数である。 が等差数列、 が等比数列をなすとき、 と の大小を比較する。
2. 解き方の手順
まず、 が等差数列であることから、 と を と で表す。
等差数列なので、公差を とすると、
したがって、 となる。
次に、 が等比数列であることから、 と を と で表す。
等比数列なので、公比を とすると、
したがって、 となる。
と の大小を比較するために、 を計算する。
は異なる正の数なので相加相乗平均の関係より
が成り立つ。
ここで、 と について相加相乗平均の関係を適用すると、
一方、 の正負を考えたい。
, とおくと
ここで、よりであり、題意よりであるからなので
したがって
よって、
すなわち、