台形ABCDにおいて、点Pが辺BC上をBからCまで動くとき、BP = $x$ cm、四角形APCDの面積を $y$ cm$^2$とする。 (1) $y$ を $x$ の式で表す。 (2) $y$ は $x$ の1次関数といえるか。 (3) $x = 4$ のときの $y$ の値を求める。 (4) $y = 27$ となるときの $x$ の値を求める。 (5) $x$, $y$ のそれぞれの変域を求める。ただし、点Pが頂点B, Cにあるときも含むものとする。

代数学1次関数図形面積変域
2025/8/11

1. 問題の内容

台形ABCDにおいて、点Pが辺BC上をBからCまで動くとき、BP = xx cm、四角形APCDの面積を yy cm2^2とする。
(1) yyxx の式で表す。
(2) yyxx の1次関数といえるか。
(3) x=4x = 4 のときの yy の値を求める。
(4) y=27y = 27 となるときの xx の値を求める。
(5) xx, yy のそれぞれの変域を求める。ただし、点Pが頂点B, Cにあるときも含むものとする。

2. 解き方の手順

(1) 四角形APCDの面積 yy を求めるためには、まず台形ABCDの面積を求め、三角形ABPの面積を引くことを考える。
台形ABCDの面積は、
(7+9)×62=16×62=48\frac{(7 + 9) \times 6}{2} = \frac{16 \times 6}{2} = 48 cm2^2
三角形ABPの面積は、
12×x×6=3x\frac{1}{2} \times x \times 6 = 3x cm2^2
したがって、四角形APCDの面積 yy は、
y=483xy = 48 - 3x
(2) y=483xy = 48 - 3xy=ax+by = ax + b の形をしているので、yyxx の1次関数といえる。
(3) x=4x = 4 のとき、
y=483×4=4812=36y = 48 - 3 \times 4 = 48 - 12 = 36
(4) y=27y = 27 のとき、
27=483x27 = 48 - 3x
3x=48273x = 48 - 27
3x=213x = 21
x=7x = 7
(5)
xx の変域について:
点PがBにあるとき x=0x=0、点PがCにあるとき x=9x=9 なので、0x90 \le x \le 9
yy の変域について:
x=0x = 0 のとき y=483(0)=48y = 48 - 3(0) = 48
x=9x = 9 のとき y=483(9)=4827=21y = 48 - 3(9) = 48 - 27 = 21
よって、21y4821 \le y \le 48

3. 最終的な答え

(1) y=483xy = 48 - 3x
(2) いえる
(3) y=36y = 36
(4) x=7x = 7
(5) xx の変域: 0x90 \le x \le 9, yy の変域: 21y4821 \le y \le 48

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