松子さん、竹子さん、梅子さんの3人が同じ参考書を買った。参考書の値段は、松子さんの所持金の$\frac{1}{2}$、竹子さんの所持金の$\frac{2}{5}$、梅子さんの所持金の$\frac{3}{5}$である。3人の最初の所持金の合計が6200円のとき、参考書の値段を求める。

代数学文章問題分数方程式比率
2025/4/6

1. 問題の内容

松子さん、竹子さん、梅子さんの3人が同じ参考書を買った。参考書の値段は、松子さんの所持金の12\frac{1}{2}、竹子さんの所持金の25\frac{2}{5}、梅子さんの所持金の35\frac{3}{5}である。3人の最初の所持金の合計が6200円のとき、参考書の値段を求める。

2. 解き方の手順

まず、参考書の値段を基準にして、松子さん、竹子さん、梅子さんの所持金をそれぞれ求める。
松子さんの所持金は、参考書の値段の2倍。
竹子さんの所持金は、参考書の値段の52\frac{5}{2}倍。
梅子さんの所持金は、参考書の値段の53\frac{5}{3}倍。
3人の所持金の合計は、参考書の値段の2+52+532 + \frac{5}{2} + \frac{5}{3}倍である。
2+52+53=126+156+106=3762 + \frac{5}{2} + \frac{5}{3} = \frac{12}{6} + \frac{15}{6} + \frac{10}{6} = \frac{37}{6}
3人の所持金の合計は6200円なので、参考書の値段は、
6200÷376=6200×637=3720037=1005.4...6200 \div \frac{37}{6} = 6200 \times \frac{6}{37} = \frac{37200}{37} = 1005.4...
しかし、参考書の値段は整数でなければならないので、計算ミスがないか確認する。
松子さんの所持金: 2x2x
竹子さんの所持金: 52x\frac{5}{2}x
梅子さんの所持金: 53x\frac{5}{3}x
合計: 2x+52x+53x=62002x + \frac{5}{2}x + \frac{5}{3}x = 6200
126x+156x+106x=6200\frac{12}{6}x + \frac{15}{6}x + \frac{10}{6}x = 6200
376x=6200\frac{37}{6}x = 6200
x=6200×637=3720037=1005.405...x = 6200 \times \frac{6}{37} = \frac{37200}{37} = 1005.405...
問題文を読み直す。
参考書の値段は、松子さんが持っていたお金の12\frac{1}{2}、竹子さんが持っていたお金の25\frac{2}{5}、梅子さんが持っていたお金の35\frac{3}{5}
である。3人が初めに持っていたお金の合計は6200円でした。この参考書の値段は何円ですか。
3人の所持金の合計が6200円であることから、参考書の値段をxxとすると、
松子さんの所持金は2x2x
竹子さんの所持金は52x\frac{5}{2}x
梅子さんの所持金は53x\frac{5}{3}x
2x+52x+53x=62002x + \frac{5}{2}x + \frac{5}{3}x = 6200
12+15+106x=6200\frac{12+15+10}{6}x = 6200
376x=6200\frac{37}{6}x = 6200
x=6200×637=100×61=1005.40...x = 6200 \times \frac{6}{37} = 100 \times \frac{6}{1} = 1005.40...
整数にならないので、問題に誤りがある可能性があります。
しかし、最も近い整数で答える必要がある場合、1005円となります。

3. 最終的な答え

1005円

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