(1) 色紙を子供に配る問題、(2) 鉛筆を子供に配る問題、(3) 材料費を集める問題の3つがあります。それぞれにおいて、(1)子供の人数を求め、(2)色紙/鉛筆の枚数/材料費を求めるという構成です。

代数学一次方程式文章題方程式の解法
2025/8/11

1. 問題の内容

(1) 色紙を子供に配る問題、(2) 鉛筆を子供に配る問題、(3) 材料費を集める問題の3つがあります。それぞれにおいて、(1)子供の人数を求め、(2)色紙/鉛筆の枚数/材料費を求めるという構成です。

2. 解き方の手順

(1) 色紙の問題
* 子どもの人数を xx 人とします。
* 9枚ずつ配ると7枚足りないことから、色紙の枚数は 9x79x - 7 枚と表せます。
* 8枚ずつ配ると14枚余ることから、色紙の枚数は 8x+148x + 14 枚と表せます。
* 色紙の枚数はどちらの方法で計算しても同じなので、方程式 9x7=8x+149x - 7 = 8x + 14 が成り立ちます。
* この方程式を解くことで、子どもの人数 xx が求められます。
* 求めた xx を用いて、9x79x-7 または 8x+148x+14 で色紙の枚数を計算します。
(2) 鉛筆の問題
* 子どもの人数を xx 人とします。
* 6本ずつ配ると42本足りないことから、鉛筆の本数は 6x426x - 42 本と表せます。
* 4本ずつ配っても2本足りないことから、鉛筆の本数は 4x24x - 2 本と表せます。
* 鉛筆の本数はどちらの方法で計算しても同じなので、方程式 6x42=4x26x - 42 = 4x - 2 が成り立ちます。
* この方程式を解くことで、子どもの人数 xx が求められます。
* 求めた xx を用いて、6x426x-42 または 4x24x-2 で鉛筆の本数を計算します。
(3) 材料費の問題
* クラスの人数を xx 人とします。
* 1人180円ずつ集めると800円足りないことから、材料費は 180x+800180x + 800 円と表せます。
* 1人210円ずつ集めると250円余ることから、材料費は 210x250210x - 250 円と表せます。
* 材料費はどちらの方法で計算しても同じなので、方程式 180x+800=210x250180x + 800 = 210x - 250 が成り立ちます。
* この方程式を解くことで、クラスの人数 xx が求められます。
* 求めた xx を用いて、180x+800180x + 800 または 210x250210x - 250 で材料費を計算します。
(1)
9x7=8x+149x - 7 = 8x + 14
9x8x=14+79x - 8x = 14 + 7
x=21x = 21
9×217=1897=1829 \times 21 - 7 = 189 - 7 = 182
(2)
6x42=4x26x - 42 = 4x - 2
6x4x=2+426x - 4x = -2 + 42
2x=402x = 40
x=20x = 20
4×202=802=784 \times 20 - 2 = 80 - 2 = 78
(3)
180x+800=210x250180x + 800 = 210x - 250
210x180x=800+250210x - 180x = 800 + 250
30x=105030x = 1050
x=35x = 35
210×35250=7350250=7100210 \times 35 - 250 = 7350 - 250 = 7100

3. 最終的な答え

(1)
① 21人
② 182枚
(2)
① 20人
② 78本
(3)
① 35人
② 7100円

「代数学」の関連問題

画像に写っている数式を簡略化または書き換える問題です。具体的には、問題 (11) から (20) までの10個の数式を処理します。以下に、各問題を示します。 (11) $n \times (-3) -...

式の簡略化代数式文字式
2025/8/11

与えられた2つの式を展開する問題です。 (1) $(2a+1)(a+4)$ (2) $(3a+2)(a-8)$

展開多項式
2025/8/11

次の式を$\times$, $\div$を用いずに表しなさい。 (16) $3 \div (a+b)$ (17) $a \div (a-2)$ (18) $5 \times x \times x - ...

式の表現分数文字式
2025/8/11

与えられた数式を、乗算記号(×)と除算記号(÷)を使用せずに表現する問題です。具体的には、以下の10個の式を変換します。 (1) $2 \times a - 3$ (2) $2 \times (a -...

数式の簡略化代数式計算
2025/8/11

画像から、数列の一般項 $a_n$ が $a_n = 2^{n-1} + 2 \cdot 3^{n-1}$ で与えられていると考えられる。 $n=1$ を代入したときに $a_1$ と一致することを確...

数列一般項指数
2025/8/11

$x < y$ のとき、不等式 $x < \frac{4x+3y}{7} < y$ を証明する。

不等式証明代数
2025/8/11

数列の和 $S_n$ が $S_n = 2^n + 3^n - 2$ で与えられているとき、数列の一般項 $a_n$ を求める問題です。

数列一般項漸化式
2025/8/11

$S_n = \sum_{k=1}^{n} ki$と定義されるとき、以下の問題を解く。ただし、$i$は虚数単位とする。 (1) $S_4$と$S_8$を求めよ。 (2) $m$を自然数とするとき、$S...

級数複素数数列の和
2025/8/11

$S_n = \sum_{k=1}^{n} i^{k}$ が与えられています。ここで、$i$は虚数単位です。以下の問題を解きます。 (1) $S_4$ と $S_8$ を求めます。 (2) $m$ を...

複素数級数虚数単位シグマ
2025/8/11

数列の初項から第n項までの和 $S_n$ が $S_n = n^2 - 3n + 3$ で与えられているとき、一般項 $a_n$ を求める問題です。

数列一般項漸化式
2025/8/11